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中米ハイチへ出発

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“ひとりじゃ出来ないことを、一人から始める”

中米ハイチへ出発  【No. 3 2010年2月9日】

本日、東京にある駐日ハイチ大使館の代理大使を訪れ、改めて地震 の被災者の皆様にお見舞いを申し上げました。大使館には中学生数人が地震のお見舞いで訪れていましたが、後で、広島市内の中学生ということが分かりました。

私は、公明党を代表していよいよ、明日、ハイチにいってまいります。

10日(水)成田空港を出発し、ニューヨーク経由でドミニカ共和国入りし、その後、ハイチに入国いたします。日本から行くのは、私と公明新聞の高橋カメラマンの2名です。

ハイチでは主に自衛隊PKO部隊の活動、国際緊急援助チームの医療活動(広島海田駐屯地から中心に編成)、日本赤十字社の医療活 動、AMDAなどの日本のNGOによる支援事業、首都の各所を視察していく予定です。また、ニューヨークでは国連PKO局長、人道問題調整機関(OCHA)の代表とも意見交換をしてきます。

今回の視察では、現地の案内役に日本への国費留学生第1号のハイチ人の方に協力していただいてます。

ハイチ地震は、現地時間で1月12日夕方5時前に発生。現在、死者20万人を超えたとも言われています。

今回の地震の特徴は、3点あります。
1点目は、ハイチ政府の機能が完全停止し、2点目は国連も現地PKO代表が犠牲になり、中枢機能を失ったということ。3点目は、人類史上過去最大規模の被害であるということです。

こうした状況での緊急救援の初動は大変困難であり、日本も医療チ ームは送りましたが、がれきの下から人命救助するレスキューチームを派遣するタイミングを逸しました。

今回のハイチ訪問の目的は、初動体制の検証を行うとともに、震災後の復興について日本政府としてできることをしっかりと把握してくることです。

ハイチは世界最貧国のひとつであり、インフラだけの復興でも大変時間がかかるうえ、統治能力をいかにして創るのかが国際社会に突き付けられた最大の課題であります。今回は、PKO法に基づく自衛隊の国際貢献のあり方も現地調査します。

帰国後に再度現地の様子を報告したいと思いますが、ここで簡単にハイチはどんな国ということを書きたいと思います。

1804年、ハイチは世界初の黒人共和国としてフランスから独立。ハイチの人口は960万人。うち首都のポルトープランス内には200万人近く居住。公用語はフランス語とフランス語が変形したクレオール語。大多数の国民はクレオール語を話す。

国土はドミニカ共和国と隣接し、面積は四国と九州の中間程度の大きさ。主食はコメ。主な産業はコメ、コーヒー、バナナなどの農業。世界の最貧国の一つといわれる。

日本との関係では、2009年には(財)民主音楽協会民音が、ハイチからミュージシャンと歌手10人を招聘し、本格的なハイチ音楽のコンサートを開催しました。東京、埼玉、大阪以外にも、山口、高知県など巡回しました。

近現代史で、首都が直撃され機能不全に陥った地震は2回あると聞きました。一つは今回のハイチ大地震。もうひとつは関東大震災です。

関東大震災では、当時の独立国50数カ国のほとんどが日本に対して寄付や支援の手を差し伸べました。15年前の阪神淡路大震災でも、途上国を含め多くの支援をいただきました。

人道立国日本を目指し、ハイチ支援を考えてまいりたいと思います。

それでは安全第一で行ってきます。

追伸: もうすぐ4歳の息子が僕もハイチに行くと言ってました。

(谷あい)


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