NEWS

いじめ相談 LINE(ライン)で/来年1月 大阪府立高で試行実施/公明議員が現状訴え推進

2017 . 11 . 24

大阪府は来年1月、一部の府立高校の生徒を対象に、SNS(ソーシャル・ネットワーキング・サービス)の一つであるLINEを活用した、いじめ教育相談「すこやか相談@大阪府」を試行実施する。これは、公明党の藤村昌隆府議が推進してきたもの。

試行実施は、3学期初めの来年1月の平日午後5時から午後8時までで、約10校程度の府立高校で行う。相談員は、臨床心理士のほか、府教育庁、教育センターの指導主事が担当。担当者は相談内容を把握後、教育センターやスクールカウンセラーなどによる電話・メール・面接相談の窓口を紹介するほか、緊急を要する事案に対しては、教育庁や学校、子ども家庭センター、警察などの関係機関と連携し対応していくという。

藤村府議は、今年10月の定例議会一般質問で、大阪府における2015年度のいじめの認知件数が小中高校合わせて1万件を超えており、深刻な状況であると指摘。「現在、府教育庁では電話やメール等による相談窓口を設置しているが、今の子どもたちのメインのコミュニケーション手段はSNSである」とし、相談体制が子どもたちの生活実態と大きく乖離していると主張。電話やメールの相談体制を維持しつつ、LINEなどのSNSを活用したいじめ相談の導入を図るべきだと訴え、府側から今年度中の試行実施の答弁を引き出していた。

また、8月には、公明党文部科学部会長の浮島智子衆院議員らと共に、大阪市内にある関西カウンセリングセンターを訪れ、LINEを利用した自殺・いじめ相談に応じる相談員の研修の様子を視察し、体制整備の課題を探り、後押ししてきた。