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スナノミ症から子どもの足守る/運動靴を回収しケニアへ/公明の応援に感謝

2017 . 11 . 06

寄生虫による皮膚疾患の「スナノミ症」。アフリカ、中南米、インドなど20カ国以上で深刻な問題となっており、ケニアだけでも200万人の患者がいるとされる。公明党も支援するスナノミ症対策について、NGO「日本リザルツ」の長坂優子さんの寄稿を紹介する。

寄稿 NGO「日本リザルツ」 長坂 優子さん

スナノミ症は砂地に生息するスナノミという寄生虫による皮膚疾患で、気付かぬ間に足の指や爪、かかとなどで感染が進行し、適切な治療を行わないと命に関わります。患者のほとんどが15歳以下の子どもです。

感染の大きな要因は、貧しくて運動靴が買えないことにあります。このため、日本リザルツは昨年11月から、企業や学校などの協力も得ながら、きれいに洗った運動靴を回収し、ケニアなど現地へ届ける取り組みを行っています。6月には、全国から寄せられた3000足の運動靴を、駐日ケニア大使館を通じて現地へ届けました。勢いは止まらず、さらに2トン以上の運動靴が現在集まっています。

私たちの運動靴回収の取り組みを特に応援してくれているのが公明党学生局です。3月の参院予算委員会では、佐々木さやか学生局長(参院議員)がスナノミ症について国会で初めて取り上げてくれました。さらに、昨年12月にケニアでスナノミ症の実態調査を行った公明党の秋野公造参院議員の尽力もあり、外務省の資金協力でケニアの学校の床がコンクリート舗装されました。日本の産官学による連携で、未解明な部分が多いスナノミ症の研究も前進しています。

日本リザルツは、ケニア政府が「スナノミの日」と定める3月3日を「世界スナノミの日」にすることをめざし、活動を続けます。ぜひ1人でも多くの人に現地を訪れてもらい、スナノミ症の現状を知っていただければ幸いです。