Q&A
- 交通事故や急病でドクターヘリに来てもらいたいときは、どうすればいいのでしょう?
- 一般市民がドクターヘリの出動を依頼することはできません。119番通報を受けた消防機関が患者の状態、現場への交通状況などを総合的に判断して要請します。
- ドクターヘリが要請されるのはどんなケースですか?
- 脳卒中や心臓発作、交通事故や災害などのけがによる大量出血、大やけど、異常分娩など緊急に治療を行う必要がある場合に出動要請があります。医療過疎と呼ばれる農山村地域から高度医療施設への長距離搬送が有効と考えられる症例、災害や渋滞などで救急車の出動が困難な状況で要請されることもあります。
- ドクターヘリを利用するといくらかかりますか?
- ドクターヘリは救急車と同様、患者の費用負担はありません。ただし、現場や搬送中に行われた医療行為に対する医療費は、医療保険制度に基づき患者に請求されます。
- 救急車とはどう違うのですか?
- 救急車に乗務するのは救急救命士。搬送中、患者に救急救命処置を施しますが、救急救命士が行える医療には制限があります。対してドクターヘリには医師が乗っているため、いち早く本格的な救急治療を始めることが可能。ヘリには、医師のほかパイロットや整備士、看護師が乗務します。
なお、救急車で患者を搬送する救急業務は消防庁の仕事ですが、医療行為を行うドクターヘリは厚生労働省の主管事業です。
- ドクターヘリはいつでも出動できるのですか?
- ドクターヘリは365日スタンバイしていますが、出動時間は午前8時半~日没前までと定められているため、夜間に出動することはできません。また視界が確保できない悪天候の場合にも飛べないことがあります。
公明党 - NEW KOMEITO -
このページのトップへ戻る