2012年は「自転車元年」とも言うべき一年だったと思います。2011年の東日本大震災を契機に、自転車の利用が見直されるようになり、利用者が急増しました。それとともに、自転車が絡む事故やトラブルも増え、利用の在り方について、しっかりと考えなければならないという認識が高まりました。その助走期間を経て、昨年11月の国によるガイドラインなど、いろいろな形に結びついていきました。そのきっかけの一つとなったのが、2011年12月に公明党が発表した「自転車走行環境の整備についての緊急提言」※2であったと思います。画期的な提言でした。

路上駐車スペースの内側に
自転車レーンを設置(東京都港区)
ただ、この提言が示したように、すべての道に自転車レーンを作るのは実際には難しいので、行政は考えた挙句、ネットワーク計画を作るということをガイドラインに盛り込みました。道路のすべてに自転車レーンを作るのではなくて、自転車のネットワークができそうなところを、しっかり決めてくださいと自治体に促している。 それは公明党が「すべての道に作れ」とした提言が生きた最大のポイントであろうと思っています。