暮らしを守る先端技術

公明新聞:2018年4月21日(土)付

NECの遠藤取締役会長から説明を受ける山口代表ら=20日 東京・港区NECの遠藤取締役会長(前列右から2人目)から説明を受ける山口代表(左隣)ら=20日 東京・港区

山口代表ら 都内の展示施設を視察

公明党の山口那津男代表と石田祝稔政務調査会長らは20日、情報通信技術(ICT)や人工知能(AI)をはじめ、先端技術が支える未来の暮らしぶりについて展示するNECイノベーションワールド品川(東京都港区)を調査した。

山口代表は、安全・安心な社会づくりに向けて研究開発が進む「顔認証システム」を体験。特定人物の検知や、人の視線の動きから不審者を特定して都市のセキュリティー対策につなげたり、企業のマーケティングに生かせる効果の説明を受けた。

NECの遠藤信博取締役会長は、同システムを用いて英国のサッカー競技場で安全な試合運営に貢献した事例や、米国の空港で入国管理の実証試験に活用されていることを紹介した。

一行はまた、サイバーセキュリティー対策を担う部門の取り組みも視察した。

山口代表は、訪日外国人観光客の増加や2020年の東京五輪・パラリンピック開催を念頭に、「世界中から大量に人を迎える時代になっている。セキュリティー対策をどうするかなど、総合的な戦略を立てて政策を推進する必要がある」と語った。

高木陽介、遠山清彦、濱村進、太田昌孝の各衆院議員、山本博司、竹谷とし子の両参院議員、輿水恵一前衆院議員、伊藤興一都議が同行した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読