地震・資源の研究に貢献

公明新聞:2018年3月22日(木)付

「ちきゅう」の船内で掘削方法などについて説明を受ける横山委員長、大口国対委員長ら=21日 静岡市・清水港「ちきゅう」の船内で掘削方法などについて説明を受ける横山委員長(右から2人目)、大口国対委員長(左隣)ら=21日 静岡市・清水港

地球深部探査船など視察
党委員会

公明党の海洋資源開発推進委員会(委員長=横山信一参院議員)は21日、静岡市の清水港に停泊中の国立研究開発法人「海洋研究開発機構」の地球深部探査船「ちきゅう」と、海洋地球研究船「みらい」を視察した。横山委員長、大口善徳国会対策委員長らが参加した。

公明党の一行が初めに乗船した「ちきゅう」は、世界最深の海底下約7000メートルまで掘削できる能力を持つ。それを活用し、地震発生帯の観測調査や掘り出した試料の研究などを実施。こうした取り組みが巨大地震のメカニズムや海底資源の生成環境などの解明につながっており、世界26カ国が参加する「国際深海科学掘削計画(IODP)」にも貢献しているという。

一行はその後、気象や海流など海洋変動のメカニズムを調査している「みらい」にも乗船した。

横山委員長は「2隻の船が国際社会に貢献していることが確認できた。今後の活動を支えるために、予算確保に取り組んでいきたい」と話していた。

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