名護市長選 激戦突破へ総力

公明新聞:2018年1月19日(金)付

記者会見で見解を述べる山口代表=18日 党本部記者会見で見解を述べる山口代表=18日 党本部

沖縄統一選など勝利の追い風に
記者会見で山口代表

公明党の山口那津男代表は18日午前、東京都新宿区の党本部で記者会見し、2月4日投票の沖縄県名護市長選について、「現場の意見を聞く中で推薦を決めた。勝利に結び付けることが大事だ」と述べ、激戦突破へ総力を挙げて取り組む考えを示した。

その上で、今年は沖縄県内で多数の地方選挙が行われることから、「名護市長選で勝利し、結果を出すことが、その後の地方選にも好ましい影響を与える」と強調した。

2月9日夜の韓国・平昌冬季五輪開会式への安倍晋三首相の出席については、昨年の自身の訪韓時に文在寅大統領から要請があったと紹介。今後の五輪開催が平昌、東京、北京と続くことから、関係国が協力して「五輪成功に大きな流れができることが望ましい。政府の判断だが、個人としては(出席を)期待したい」と語った。

22日から始まる通常国会の取り組みについては、「政府・与党で決めた予算案などを確実に成立させたい」と強調。分裂した旧民進党系野党の統一会派結成を巡る動きには、「野党の離合集散の範囲だ。動きが複雑になると国会運営にも影響するので、与党が責任を持って丁寧な国会運営をしていく」と述べた。

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