石井国交相に要望

公明新聞:2017年11月20日(月)付

インフラ整備や災害対策事業など

兵庫県知事

石井啓一国土交通相(公明党)は13日、国交省で兵庫県の井戸敏三知事と会い、インフラ整備や災害対策事業の推進に関する要望を受けた。これには、公明党の伊藤孝江参院議員と北條泰嗣・兵庫県議が同行した。

要望書では、産業・物流拠点間の連携強化や救急医療体制の確保のため、神戸市東灘区から長田区に至る大阪湾岸道路西伸部など県内各地の道路整備の促進のほか、南海トラフ地震に備えた湾口防波堤の整備、防潮堤の沈下対策などの地震、津波対策の推進を求めている。

石井国交相は、検討する意向を示した。

これに先立ち井戸知事らは、衆院第2議員会館で、公明党の石田祝稔政務調査会長に会い、インフラ整備について要望を行った。

名塩道路の完成へ国の支援求める

兵庫・西宮市長

石井国交相は14日、「一般国道176号整備促進期成同盟会」の今村岳司会長(兵庫県西宮市長)と会い、国道176号(名塩道路)の早期完成に向けた要望を受けた。これには、公明党の赤羽一嘉衆院議員が同席した。

名塩道路は同県西宮市山口町から同宝塚市栄町までの約10.6キロの区間。県の地域防災計画で、緊急輸送路の指定を受けているほか、地域の生活道路でもある。着工から30年が過ぎ、約6.9キロが供用されているが、未整備部分で慢性的な渋滞が起こっており、台風、ゲリラ豪雨時には通行止めが頻繁に発生するという。今村会長は「道路の完成に、地域から期待が寄せられている」として支援を求めた。

石井国交相は、10月に同道路の整備現場を視察したことに触れ、「着実に進めていく」と述べた。

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