常磐道を4車線に

公明新聞:2017年11月19日(日)付

石井国交相に要望
南相馬市議

石井啓一国土交通相(公明党)は17日、国交省で福島県南相馬市議会3会派の議員と会い、常磐自動車道の全線4車線化などを求める要望を受けた【写真】。これには、公明党の志賀稔宗市議が同席した。

席上、南相馬市議側は東日本大震災からの復興を加速させるため、(1)常磐道の全線4車線化や同市小高区内へのスマートインターチェンジ(IC)の設置(2)高速道路無料措置の延長と対象者拡大(3)県道12号原町川俣線、同34号相馬浪江線の改良(4)JR常磐線の全線復旧――などを強く求めた。

その上で、沿岸の復興事業や原発事故の廃炉作業などに伴い常磐道の交通量が増えていることを指摘し、「早急に4車線化を進め、交通の利便性を高めてほしい」と訴えた。

これに対し、石井国交相は「まず(追い越し車線などの)付加車線を着実に進めていきたい」と述べ、要望に取り組む考えを示した。

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