豪雨被害で現地調査

公明新聞:2017年7月21日(金)付

避難所前での給水活動を視察する党北九州市議団避難所前での給水活動を視察する党北九州市議団

復旧加速へ支援を強化
党北九州市議団
福岡・朝倉市

公明党北九州市議団(山本真智子団長)は18日、九州北部豪雨で甚大な被害を受けた福岡県朝倉市を訪れ、被災現場を調査するとともに、被災地支援で派遣された北九州市職員らの取り組みなどを視察した。

初めに、一行は避難所となっている杷木地域生涯学習センター「らくゆう館」を訪問し、給水活動に当たる職員から現状を聴取。朝倉市では杷木浄水場が被災し、杷木地域全体で断水が続いている。北九州市は、豪雨災害直後の6日から応急給水を実施。常時10人以上の体制で、1日約14トンの水を供給している。

続いて、一行は朝倉市内にある災害廃棄物の仮置き場に足を運び、運搬状況を確認した。北九州市は13日から朝倉市で発生した災害廃棄物の受け入れを開始。北九州市内3カ所のごみ焼却場で1日当たり最大計50トンを処理する。

北九州市循環社会推進課の梶原浩之課長は「被災地の復興には災害ごみの処理が不可欠。その支援により被災者のお役に立てれば」と語っていた。

視察終了後、山本団長は「被災地の復旧・復興が一日も早く進むよう、北九州市による支援の強化を推し進めていきたい」と決意を新たにしていた。

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