“千年先の命”を守る

公明新聞:2017年5月28日(日)付

苗木を植える井上幹事長、横山氏(左隣)ら=27日 宮城・岩沼市苗木を植える井上幹事長(中央)、横山氏(左隣)ら=27日 宮城・岩沼市

宮城・岩沼市 防潮堤築く植樹祭
井上幹事長ら参加

森の防潮堤を築き、後世まで命を守る―。公明党の井上義久幹事長は27日、宮城県岩沼市で開かれた「第5回千年希望の丘植樹祭」に出席し、全国から訪れたボランティアと共に約3万本の苗木を植えた。横山信一参院議員、党宮城県本部の庄子賢一代表、伊藤和博幹事長(共に県議)、長田忠広市議も参加した。

「千年希望の丘」は東日本大震災の震災がれきを活用して丘を造り、その上に広葉樹を植樹して防潮堤を築くプロジェクト。30万本の植樹を目標にスタートし、今回を含め延べ3万人超のボランティアの手で苗木28万本が植えられた。

この日は、約4000人の参加者がタブノキなど21種類の植樹に汗を流した。中学生の時に仙台市で被災し、今回初めて参加した専門学校生の樋口七瀬さん(19)は「苗木の成長が楽しみ。震災の教訓を未来に伝えていきたい」と笑顔を見せた。

植樹の後、井上幹事長は「風化に抗い、千年先の命を守るプロジェクトだ。こうした取り組みをバックアップしていく」と語った。

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