国・地方で食品ロス削減

公明新聞:2016年8月31日(水)付

党都本部女性局の夏季研修会であいさつする竹谷さん=30日公明会館党都本部女性局の夏季研修会であいさつする竹谷さん=30日公明会館

竹谷さん強調 党都女性局が夏季研修会

公明党東京都本部女性局(松葉多美子局長=都議)は30日、東京都新宿区の公明会館で夏季女性議員研修会を開催し、まだ食べられるのに捨てられてしまう「食品ロス」について研さんした。これには、竹谷とし子都本部副代表(参院議員)が出席し、あいさつした。

竹谷さんは、7月に改定された消費者庁の「消費者基本計画工程表」に、公明党の主張で食品ロス削減に関する取り組みが明記されたことを報告。対策を強化する法整備に向けた党内議論も開始したと述べた。

また竹谷さんは、家庭の未利用食品を持ち寄り、地域の福祉団体や施設、フードバンクなどに寄付する「フードドライブ」について、国の所管省庁がない実情を指摘。その上で、地方自治体で取り組んでいる事例があるとして「地方と国で連携しながら、食品ロス削減と、困っている人に未利用食品を届けられる仕組みづくりを進めたい」と強調した。

研修会では、食品ロス問題に詳しい栄養学博士の井出留美さん(消費生活アドバイザー)が講演。食品ロス削減に関する海外や地方自治体の動向、家庭や企業で食品ロスを減らすポイントなどを説明した。このほか松葉局長があいさつした。

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