避難者支援に万全期す

公明新聞:2015年5月30日(土)付

首相との会談後、記者団の質問に答える山口代表=29日 首相官邸首相との会談後、記者団の質問に答える山口代表=29日 首相官邸

口永良部島の噴火災害
首相と山口代表が確認

安倍晋三首相(自民党総裁)と公明党の山口那津男代表は29日昼、首相官邸で懇談し、全島民に島外への避難指示が出された鹿児島県・口永良部島の噴火災害について「東日本大震災の経験や教訓も生かしながら、政府・与党で結束して対応していく」との方針を確認した。

席上、安倍首相は、安全確保の措置を徹底するよう指示したことなど政府の緊急対応を説明した。

山口代表は、2000年に火山活動の影響で全島避難した三宅島(東京都)の経験を踏まえて、「住民の安全確保と当面の生活支援に万全を期し、帰島できる状況に至るまで支援を尽くしてもらいたい」と要望した。

また、参院選挙制度改革について、山口代表は「(各党の)合意がつくれないことは、絶対に避けなければならない」と強調。今国会で法改正を実現する必要性を指摘し、首相に「各党が精力的に合意形成に努められるようリーダーシップをお願いしたい」と要請した。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読