一日も早い復興を願う
公明新聞:2013年4月27日(土)付
公明党の山口那津男代表は26日、都内の駐日中国大使館で程永華大使と会い、20日に同国四川省雅安市で発生した巨大地震に対する義援金100万円を手渡し、お見舞いの言葉を伝えた。これには、公明党の西田実仁参院議員も同席した。
席上、山口代表は「一日も早い復興を祈っています」と述べるとともに、東日本大震災の復旧・復興に対する中国の支援に謝意を表明。
また、四川の被災地で山崩れにより川がせき止められた「土砂ダム」の決壊が懸念されている問題について、2011年9月に紀伊半島を襲った豪雨災害に触れ、「日本には、あの災害現場で培われた新たな土砂ダムの排水技術がある。大切な隣国として、協力できることは何でもする」と伝えた。
程大使は「義援金は速やかに被災地へ届けさせてもらう。皆さんの貴重な気持ちに感謝している」と述べた。
山口代表と程大使は、両国の関係を深める意味でも、災害に強い国土づくりを、手を携えて一緒に進めていく必要性を確認し合った。
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