山口代表が安倍首相と父島へ

公明新聞:2013年4月16日(火)付

父島の島民と懇談する安倍首相と山口代表=14日 東京・小笠原村父島の島民と懇談する安倍首相(左から3人目)と山口代表(左端)=14日 東京・小笠原村

島民と懇談し課題聞く
硫黄島も訪問 戦没者追悼式に参列
代表の要請受け現職首相で初

公明党の山口那津男代表は14日、安倍晋三首相に同行し、東京都小笠原村の父島と硫黄島を訪問した。小笠原村は今年6月で、米国からの返還45周年を迎えるが、村役場など中心的機能が集まる父島を現職首相が訪問するのは今回が初めて。

父島で一行は、森下一男村長から村の課題についての説明を受けるとともに、島民との懇談会に出席。診療所や老人ホームなども訪問した。

懇談会では、安倍首相があいさつし、訪問した動機を「山口代表から、ぜひ父島へ行ってほしいと言われていたからだ」と紹介。島民は「島外で出産しなければならず負担が大きい」「十分な介護サービスが受けられない」「小笠原固有の動植物を守るための対策強化を」などと訴えた。山口代表は小笠原が抱える特有の課題を解決するため、「村単独でなく国や都も連携して進められるよう取り組む」と述べた。

これに先立ち一行は硫黄島で、戦没者追悼式に遺族代表らとともに参列し、恒久平和を誓った。その上で、戦没者の遺骨収容作業の現場なども視察した。

同島では、旧日本軍の将兵や軍に徴用された旧島民ら約2万2000人が戦死したが、これまでに収容された遺骨は約1万人分にとどまっている。中でも、自衛隊基地の滑走路下に多数の遺骨が埋まっているとされており、一行は滑走路下を地上からレーダー探査する作業も見て回った。

なお、硫黄島は太平洋戦争末期の激戦地で、現在も立ち入りが制限されており、現職首相として、小泉純一郎氏(2005年)らが訪問している。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読