スピード感に期待高い

公明新聞:2013年3月20日(水)付

質問する岡本氏=19日 衆院財金委質問する岡本氏=19日 衆院財金委

岡本氏が初質問 
税制法案の早期成立訴え
衆院財金委

衆院財務金融委員会は19日、2013年度税制改正法案などに関する質疑を行い、公明党の岡本三成氏が初質問に立った。

岡本氏は、日本には企業経営で重要な人、モノ、お金の三つがそろっているとして、「政治がリーダーシップをもって、スピード感と情報を加えれば、日本経済の再建は間違いない」と強調。その上で、「国民も市場もスピード感があるからこそ(将来の)変化が期待できる」として、13年度予算を早期に成立させる必要性を訴えた。

また、税制改正法案について、自民、公明、民主3党が年度内成立に努力することで合意した点に触れ、「慎重に議論する中にもスピード感をもって仕上げることが重要」と主張した。

このほか、岡本氏は財政健全化に向け、政府が強い姿勢を市場に示すことが重要として、政府の決意をただした。

麻生太郎財務相は、財政健全化に向けた立法措置がなくても「きちんとやっていくのが筋だ」と答えた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読