オスプレイ ボトル落下 「重大事故の可能性も」

公明新聞:2013年2月9日(土)付

ボトル落下事故に抗議する党沖縄県本部の糸洲代表ら=8日 那覇市ボトル落下事故に抗議する党沖縄県本部の糸洲代表(左から2人目)ら=8日 那覇市

配備の撤回を求め抗議
党沖縄県本部

公明党沖縄県本部(糸洲朝則代表=県議)は8日、外務省沖縄事務所(那覇市)と防衛省沖縄防衛局(嘉手納町)を訪れ、5日に米海兵隊の垂直離着陸輸送機MV22オスプレイから水の入ったボトルが落下した問題について、「重大な事故につながる可能性があった」と厳重抗議した。

外務省沖縄事務所で糸洲代表は「(オスプレイの)訓練も激しくなってきており、事件・事故と連動する可能性はますます増えている。県民感情として許し難い」と抗議。その上で原因究明と公表、オスプレイ配備の撤回、日米地位協定の抜本的改定を要請した。

応対した松田賢一副所長は「落ちる場所によっては、重大な事故につながりかねなかったと重々承知している」と述べ、原因究明と再発防止を引き続き米側に求めていく考えを示した。

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