公明党訪中識者が評価

公明新聞:2013年1月31日(木)付

「一歩道を開く役割果たす」
「交渉のきっかけつくった」
BS番組

29日夜放映のBSフジの報道番組「プライムニュース」で、公明党の山口那津男代表らが第6次訪中団として習近平・中国共産党総書記らと会談したことに対し、識者から高く評価する声が寄せられた。

早稲田大学大学院の天児慧教授は「外交官僚ではなかなかできない、政治家として一歩踏み込む、何とか突破するんだということがよく出ていた」「一歩、道を開く役割は政治家でないとできない大事な役割だった」と訪中団の成果を強調した。

東洋学園大学の朱建栄教授は「本当に日中の雰囲気を変え、これから交渉のテーブルに着くきっかけをつくった」と評価。さらに「民主党政権の時、40年来、積み木を重ねて微妙な均衡で来ている日中関係で、不用意に1枚でもカードを抜くと、落ちてしまうところが教訓になった」と指摘し、「山口代表の訪中でもう一回(関係改善への)雰囲気をもたせたのは大きい。中国国内での報道も学者もみんな高い評価をしている」と述べた。

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