良好な関係発展に努力
公明新聞:2013年1月24日(木)付
【北京23日=竹内真二】党訪中団の山口那津男代表らは23日午前、中日友好協会で、王秀雲同副会長、中国社会科学院日本研究所の李薇所長らと懇談し、日中関係改善に向けた取り組みなどについて意見交換した。同研究所の高洪副所長、楊伯江、呉懐中、張伯玉の各教授らが同席した。
懇談会の冒頭、王副会長は、公明党訪中団の来訪に心より歓迎の意を示し、「公明党は国交正常化後も中日両国の関係促進に本当に多くのことをされた」と指摘。その上で、「昨年来、両国関係は厳しい局面に直面している。新しい40年への第一歩を踏み出すときに、このような局面を改善するためには、話し合いを通じていい方法を見いだすのが一番重要だ」と強調した。
これに対し、山口代表は中日友好協会の訪中団招へいと、長きにわたり日中友好に尽力してきたことに謝意を表明し、「波風はあるが、日中関係はアジア太平洋地域、国際社会の中で重要な関係だ。2国間のみならず、国際社会に対して重要な責任を担っている」と強調。日中関係について「良好に維持、発展させていくことが大局的に重要であり、より幅広い意見交換によって今後の改善に役立てていきたい」と述べた。
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