前進の息吹満つ支部会に

公明新聞:2012年10月20日(土)付

「学び」「語り」「動く」党の原動力

新党員を迎えて

全国各地で活気あふれる党支部会が開催されている。

「大衆とともに」の立党精神を継承して50年にあたる9月の党全国大会を受けた初の支部会であり、新党員を迎え、新たな息吹がみなぎる支部会である。

ある支部会では、公明新聞の切り抜きを使った健康講座の開催や、地域活動の中で住民との信頼関係を広げた党員の活動が喜々と報告された。

こうした党員の活躍に触れるにつけ、公明党が議員、党員が一体となり地域のために奮闘する政党だと強く思う。

公明党ほど生活現場に密着した政党はない。

その最大の原動力は、このような議員、党員が一体となった活動にほかならない。

3000人に上る全国の公明党議員による議員ネットワークはこれまで、地域住民の切実な声を拾い上げ、地方、国レベルで政策として実現してきたが、これを最前線で支えているのが党員の皆さまであることは言うまでもない。

また、地域の中で公明党の主体者として信頼を勝ち取ってこられたのも党員の皆さまである。全国各地には、自宅の前に設けた公明掲示板を「わが地域の公明党の旗」と捉え、「地域住民のために日夜走り回ってきたことが誇り」と語って下さる方も多い。

今回、初めて党員になってくださった皆さまには、こうした先輩党員の活動を参考にしていただきたい。

そして、「よく学び、よく語り、よく動こう」という「党員基本活動3項目」の実践をめざしていきたい。

「学び」は、支部会や党員学習会などの党会合に出席し、党の理念、政策、方針を学習していくことだ。公明新聞や公明グラフ、月刊公明の活用も「学び」を深める上で欠かせないツールである。

そして、学習した政策や実績などを地域や職場の知人・友人に「語り」、その中で出てきた課題の解決に「動く」。その際に地域の公明議員と一緒に現場を確認し、関係住民と相談しながら行うことで、公明党議員のネットワークにつながっていく。

いま、リーダーと目標を共有し、共に動く「フォロワー」の役割が見直されている。いかなる強いリーダーシップでも思いを共にし、行動する人がいなければ、変革は実現しないからだ。「笛吹けども踊らず」の民主党の限界もここにあろう。

公明党員は、公明党のみならず、地域、わが国にとって掛け替えのない存在であり、「大衆とともに」の政治を実現する大きな力である。

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