震災がれき処理を調査

公明新聞:2012年10月5日(金)付

工場敷地内の空間放射線量を調べる秋野氏ら=4日 北九州市工場敷地内の空間放射線量を調べる秋野氏(左から2人目)ら=4日 北九州市

秋野氏ら 焼却工程や安全性を確認
北九州市

公明党の秋野公造参院議員と党北九州市議団(赤松文雄団長)は4日、宮城県石巻市の震災がれきを受け入れ、焼却している北九州市門司区の処理施設・北九州市新門司工場を訪れ、処理状況などを視察した。これには吉河節郎、桂茂実、岡本義之、山本真智子、木下幸子、成重正丈、本田忠弘、渡辺徹の各市議らが同行した。

同市では、公明党市議団の積極的な推進もあって先月17日から東日本大震災で発生したがれきの焼却を開始。震災がれきの受け入れ処理は西日本では初めてで注目を集めている。市では、今月2日までに市内の三つの焼却場で、約1971トンのがれきを処理している。

一行は諌山修市環境局循環社会推進部長らの案内で、がれき搬入状況をはじめ、工場中央監視室などの主要施設を視察した後、焼却後の溶融物確認や工場敷地内の空間放射線量測定などを行った。

視察後、秋野氏らは「震災がれきが最先端技術の焼却場で安全に処理されていることが確認できた」と語っていた。

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