被災地の負担軽く

公明新聞:2012年9月12日(水)付

被災者から要望を聞く竹谷さんら=10日 宮城・気仙沼市被災者から要望を聞く竹谷さん(奥左から2人目)ら=10日 宮城・気仙沼市

竹谷さん 住民らの要望受ける
宮城・気仙沼市

公明党の竹谷とし子参院議員は10日、宮城県気仙沼市を訪れ、同市や南三陸町の被災住民、漁業関係者から復興に向けた要望を聞いた。伊藤和博県議と村上進市議が同行した。

同市内で自宅を建てる予定の及川英夫さんは「3000~5000万円になると消費税は大変大きくなる。軽減税率など被災地の負担軽減策を8%の時点で必ず実施してほしい」と要望。仮設住宅で避難生活を送る首藤和枝さんは「がれき撤去の仕事が農協や漁協の組合員に優先され、同じ町民として不平等を感じる」と訴えた。

一方、竹谷さんらは、県水産物流通対策協議会気仙沼支部の大島忠俊支部長から地盤沈下した漁港区域の土地の早期買い上げと迅速なかさ上げなどの要望を受けた。

竹谷さんは「被災者の住宅再建へ、消費税の軽減税率実現などに取り組みたい」と決意を述べた。

公明新聞のお申し込み

公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。

新聞の定期購読