中間的就労に支援必要

公明新聞:2012年7月18日(水)付

サポートステーションで話を聞く太田議長ら=17日 東京・足立区サポートステーションで話を聞く太田議長(右端)ら=17日 東京・足立区

太田議長ら 若者サポステを視察
東京・足立区

公明党の太田あきひろ全国代表者会議議長(次期衆院選予定候補=東京12区)、谷合正明青年委員長(参院議員)は17日、東京都足立区の「あだち若者サポートステーション」を視察し、厳しさが続く若者の雇用環境の改善に向けて関係者と意見交換した。中山信行都議らが同行した。

同施設は、ひきこもりなどで一度も就労したことがない30代までの若者を中心に、働くための準備を支援する施設。2011年度の進路決定者は779人で、そのうち正社員として就職した人は199人に上った。

また、区内2企業の協力を得て実践的な訓練就労を実施。施設のスタッフが共に参加し、訓練生をサポートする。施設を運営する青少年自立援助センターの工藤定次理事長は「働く準備としての中間的就労の場を支援してほしい」と求めた。

太田議長は雇用をつくり、守り、導く体制が重要だとして、「若者に仕事がある日本にするため、サービス業も含めた対策が必要だ」と述べた。

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