若者力で地域を元気に

公明新聞:2012年7月17日(火)付

海開きを前に海水浴場のクリーンアップ作戦に汗を流した党山形県本部の青年党員ら海開きを前に海水浴場のクリーンアップ作戦に汗を流した党山形県本部の青年党員ら

各地の党青年局が活発に活動
海水浴場をクリーンアップ 山形県本部

若者の力で地域を元気に―と活発な活動を展開する各地の公明党青年局にスポットを当てた。

党山形県本部青年局(武田新世局長=山形市議)のメンバーらでつくる「YAMAGATA元気アップチーム」は8日、鶴岡市の湯野浜海水浴場で、海開きを前に砂浜のクリーンアップ作戦を行った。

この清掃ボランティア活動は今年で5回目。今回は同市や酒田市、庄内町、山形市などの男女青年党員と党県青年局次長の河村豊・東根市議ら50人が参加した。

朝9時半、同海水浴場近くの駐車場に集合したチームのメンバーは、清掃範囲の確認などを行った後、熱中症予防のペットボトル入りの水や塩分補給用のキャンディーを受け取って、ごみ収集用のビニール袋を手に、広い砂浜に分散。真夏を思わせる太陽の下、1時間にわたって、流木やプラスチック片などを拾い集めた。中には青年党員らの活動を見て、「私にも手伝わせてほしい」と飛び入り参加した地元の若者もいた。

毎回このボランティアに参加しているという庄内町の影山広美さんは「例年と変わらずごみがあります。もっと自然を大切にしたいですね」と語っていた。

震災復興へ住民アンケート  宮城県本部

復興に関するアンケート活動に取り組む、党宮城県本部青年局のメンバー一方、党宮城県本部青年局(鎌田城行局長=仙台市議)は、東日本大震災の復興に住民の声をより反映させようと、国や県の復興事業などについて、アンケート調査する活動を展開している。この取り組みは7月末まで行われる。

調査は、(1)政府と宮城県の復興対応についての評価(2)がれきの広域処理(3)公明党が推進し実現した震災対策の議員立法の評価(4)原発の再稼働について(5)消費税について(6)早期解決を望む課題―など11項目の設問について、青年党員が直接聞き取り、選択や記述で答えてもらう形式。

8日、津波被災地である同県石巻市内でアンケートを行った青年党員の鈴木良広さんは、「石巻市の住民は身近な問題である震災がれきの広域処理や二重ローン問題について関心を持つ方が多く、(調査に)協力的な方がほとんどです」と語っていた。

アンケートに答えた同市内に住む岩澤美香さんは「若い人たちが積極的に取り組む姿に期待が持てます。頑張ってほしい」と話していた。

鎌田青年局長は、今回の調査活動を通し、「震災の本格的復興に向け、青年が主体となり、世代間の交流にも取り組んでいきたい」と意気込みを語っている。

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