増税先行は許されず
公明新聞:2012年4月27日(金)付
公明党の山口那津男代表は26日夜、神戸市内で党兵庫県本部が開いた政経セミナーに出席し、あいさつした。
山口代表は、消費税増税などを審議する特別委員会が同日、衆院に設置されたことに言及し、「消費税増税だけが先行し、社会保障(の改革)が置き去りにされている」と、野田政権と民主党の「社会保障と税の一体改革」の進め方を批判した。
その上で山口代表は、「消費増税法案が否決されれば、野田首相の政治生命は失われることになる」と指摘。「総選挙を行わずに首相が4人目になることを国民は許さない」とした上で、「われわれは常在戦場の構えで、必ずや期待に応える決意だ」と訴えた。
席上、次期衆院選予定候補の赤羽かずよし氏(兵庫2区)が、「デフレ不況からの脱却へ全力で闘う」と強調。中野ひろまさ氏(兵庫8区)は、「中小企業の努力が報われる希望ある社会を築く」と決意を力強く述べた。
また、政治評論家の森田実氏が「日本再建、言わねばならぬ!」と題して講演。次代のリーダーに必要な高い倫理性を持つ公明党議員に期待を表明した。
公明新聞のお申し込み
公明新聞は、激しく移り変わる社会・政治の動きを的確にとらえ、読者の目線でわかりやすく伝えてまいります。