公明は合意形成を主導

公明新聞:2012年4月17日(火)付

公明党への絶大な支援を訴える山口代表と、佐藤、国重、いさ、北がわ、赤羽、中野氏=16日 大阪市公明党への絶大な支援を訴える山口代表(中央)と、(右から)佐藤、国重、いさ、北がわ、赤羽、中野氏=16日 大阪市

民主の“失政”に審判を
山口代表が出席
党大阪府本部が盛大に政経懇話会

公明党の山口那津男代表は16日、大阪市内で開かれた党大阪府本部の政経懇話会に白浜一良副代表らとともに出席し、社会保障と税の一体改革など、重要課題に対する見解を表明。次期衆院選での勝利を誓い、公明党への絶大な支援を訴えた。

山口代表は、野田佳彦首相が消費増税関連法案の今国会成立に政治生命を懸けると明言したことを踏まえ、「結論を出さずに国会を閉じることはできない。会期延長があったとしてもわれわれは『解散は必至』と覚悟しなければならない。一瀉千里に全力で頑張る」と決意を述べた。

次期衆院選については「民主党の政権運営が良かったのか、評価を下すことが歴史的な意義」と強調。米軍普天間飛行場の移設をめぐる混乱、後手に回り続けた東日本大震災への対応などを挙げ、現政権を批判した。

また、国会の「ねじれ」状態の中、震災復興財源を生み出すための国家公務員給与の削減、郵政民営化法改正案の衆院通過などで、公明党が主導的な役割を果たしたことを紹介。「合意をつくり出す努力を続け、結果を出す政治を一歩一歩進めていく」と力説した。

白浜副代表は次期衆院選に挑む関西の小選挙区予定候補を紹介。これを受け、佐藤しげき衆院議員(大阪3区)は「安全・安心な社会を築く」、国重とおる青年局次長(大阪5区)は「若さ全開で大阪を元気にする」、いさ進一青年局次長(大阪6区)は「地域経済の活性化へ力の限り闘う」、北がわ一雄副代表(大阪16区)は「日本経済の再生へ全力で働く」と決意を表明。また、赤羽かずよし前衆院議員(兵庫2区)は「災害に強い国土をつくる」、中野ひろまさ青年局次長(兵庫8区)は「閉塞感を打ち破り日本の未来を開く」と抱負を述べた。

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