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“いぶし銀”の輝き放つ

公明新聞:2012年1月27日付

公明新聞を手に鉄夫さん夫妻と語り合う原田さん公明新聞を手に鉄夫さん夫妻と語り合う原田さん(中)

「ダッシュ」活躍する党員
党大阪・鶴見支部 原田哲勲さん
公明党一筋に32年
新聞拡大は毎年30部に

「人のため」貫き地域に貢献
町会長やボランティアの代表務める


大阪市の最東端に位置し、北部には大阪府内最大規模の都市公園「花博記念公園鶴見緑地」を擁する鶴見区。市内でも有数の緑豊かな地域だ。人口の増加が著しい、この街を舞台とする党鶴見支部に公明党一筋の人生を歩んできた党員がいる。

原田哲勲さん(66)。党員歴32年、19年前からは副支部長を務めている。「原田さん抜きでは鶴見の党勢拡大は考えられない」(土岐恭生支部長=市議)と言われるほどの貢献をしてきた。

「あなたの頼みなら読んでみますよ」。原田さんの呼び掛けに地元の強固な保守系支持者など、立場を超えて公明新聞を購読する人が後を絶たない。目標は実配数で毎年30部以上。議員目標に匹敵する部数を19年もの間、達成し続けてきた。

原田さんの奮闘は、支部の発展と軌を一にしており、鶴見支部は購読部数で有権者比1.2%を19年連続で突破。この間に区内の有権者は約2万人も増加しており、部数に換算すれば200部を上積みしたことに。その秘訣を原田さんは、「人を大切に、地域の行事を大事にしてきただけ」と明快に語る。

鹿児島県徳之島の出身。父母と8人兄弟の生活が暗転したのは原田さんが小学5年生の時だ。父親が経営していた商店が傾き、一家は夜逃げ同然で大阪に移り住んだ。故郷では借金苦の中、料金を持って行っても唯一の足である渡し船に乗せてもらえないこともあった。「いじめだよ」と振り返る原田さん。「徹して弱い人の味方に」との信念が、幼い胸に宿った原体験となった。

その後、原田さんはシャツ製造業に。1966年に独立し、鶴見区内で「ファッションプレスHARADA」を設立。妻・瑞恵さんと二人三脚で業界の荒波を乗り越えてきた。

「人の人生を背負っていく強さと優しさがある」と原田さんの人柄を語るのは麻村鉄夫さん。鉄夫さんは家庭の事情で、原田さんが引き取り育て上げた“息子”だ。地域でも住民から請われ町会長に。持ち前の面倒見のよさで地域に大きく貢献した。その根の張り方は、地元神社の宮司が党の会合に参加することからも分かる。

地域の問題などで相談を持ち掛けてくる人も少なくない。議員につないだ市民相談は月に5件ほど。累計で1000件にも上る。党員グループ「風車の会」では代表を務め、学校周辺の清掃や福祉施設の支援活動を実施し、地域で評判に。まさに大車輪の活躍ぶりだ。

原田さんら党員、支持者の激闘は昨年の統一地方選で、鶴見区の過去最高得票となった1万3504票に結実している。「地域のつながりが大事。これに尽きるんです」と語る原田さん。その顔に“いぶし銀”の笑みが光った。

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