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テレビ番組で山口代表が強調

公明新聞:2010年7月8日付

TBS系テレビ番組の党首討論で見解を述べる山口代表TBS系テレビ番組の党首討論で見解を述べる山口代表=6日

公明党の山口那津男代表は、6日深夜放送のTBS系「NEWS23クロス」と、テレビ朝日系「報道ステーション」に出演した。TBS系番組では、与野党党首によるテレビ討論会が行われ、山口代表は「政治とカネ」の問題で菅直人首相を厳しく追及。テレビ朝日系番組では、古舘伊知郎キャスターの質問に答える形で、今後の社会保障のあるべき姿などについて見解を述べた。

政治とカネ


政規法改正 実現迫る
首相 監督責任強化に無回答


「NEWS23クロス」の党首討論で山口代表は、鳩山由紀夫前首相や小沢一郎前民主党幹事長らの「政治とカネ」の問題に言及し、「政権交代後、民主党は次から次へといろんな問題を生じさせた」と指摘。問題を起こした政治家は国民に対して説明責任と政治責任を果たすことが必要だと強調した。

これに対して菅首相は、鳩山、小沢両氏の責任について「首相、幹事長を辞め、政治的には一つのけじめだと思う」と述べ、国民が求めている説明責任などを促す姿勢は全く見られなかった。

さらに山口代表は、「公明党は『クリーンな政治』を訴えているが、再発防止策をきちんと確立することが重要」と強調。「企業・団体献金の全面禁止と、『秘書がやった』という言い逃れを許さないための(政治家の)監督責任を強化する政治資金規正法改正の二つを提案している」と指摘し、菅首相に実現を迫った。

菅首相は「『クリーンな政治』の実現は重要だと思っている」と述べたものの、政治資金規正法改正について一切答えなかった。

消費税論議


まず社会保障を協議
「新しい福祉」 歳出削減で実現可能


「報道ステーション」で山口代表は、菅首相が提案している消費増税をめぐる与野党協議に関して「年金や子育て支援だけではなく、社会保障も含めトータルで議論して在り方を決めるべきだ」と述べ、まずは社会保障を議論する与野党協議を優先すべきだと強調。財源の在り方については「必要なお金の入り口(税や保険料)、社会保障という出口の両面で所得の再配分をやっていくことが重要だ」として、消費税だけに限らず、税制全体の改革が重要との認識を示した。

一方で古舘キャスターが、うつ病や児童虐待対策など公明党が掲げる「新しい福祉」を実現するための財源について質問したのに対し、山口代表は「必ずしも莫大な財源がいるわけではない」と強調。財源について「(施策の)優先順位を決めて、必要度に応じて歳出削減などでやっていくことは十分可能だ」と述べ、その前提として社会保障の在り方を議論することが必要との認識を重ねて示した。

定数削減


選挙制度改革と一体で

民主党が参院選マニフェストに盛り込んだ「衆院比例定数の80削減」について、山口代表は「比例で削るというのは言語道断だ」と厳しく批判。

その上で「イギリスを見ても分かるように、単純小選挙区制で民意を集約するのはもう無理だ。世界の流れは民意をいかに正しく反映する選挙制度にするかだ」と指摘し、衆院では新しい中選挙区制、参院ではより民意を反映する選挙制度の導入と一体で、定数を削減すべきと主張した。

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