エコツーリズム全体構想、推進法もとに初の認定
埼玉・飯能市
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自然環境など守り 地域振興へ
公明新聞:2009年10月27日付
埼玉県飯能市が取り組むエコツーリズム推進全体構想について、環境省など4省は先ごろ、エコツーリズム推進法(2008年4月1日施行)に基づき、全国で初めて認定した。
エコツーリズムとは、自然環境や歴史文化を守りながら観光振興や地域活性化につなげる取り組み。その普及をめざし、制定されたエコツーリズム推進法に沿って、同市は事業者や地域住民、NPO法人などで構成する「市エコツーリズム推進協議会」を立ち上げ、全体構想を作成。国に認定を申請していた。
今回の認定により、国は同市のエコツーリズムの取り組みを、環境省のHPをはじめとする広報機関やイベントで全国に紹介。また、同市は市内の自然観光資源を必要に応じて「特定自然観光資源」に指定できる。これにより、これまで地元と関係省庁間の調整が煩雑だった、観光客による迷惑行為の禁止や立ち入り制限などの保護措置を独自に講じることが可能になる。
全体構想では、市全域を推進地域に指定し、市民が一体となって取り組むことをめざしている。その上で、エコツーリズムの対象として、(1)動植物など自然環境にかかわるもの(2)自然環境と関係のある風俗習慣や伝統的な生活文化にかかわるもの??の二つに区分し、自然観光資源を設定した。具体的にはニッコウムササビやオオムラサキ、ホタルなどの動物、「飯能の大ケヤキ」や「滝の入タブの木」などの植物のほか、「獅子舞」や「間伐(林業)」「飯能焼」といった伝統文化や産業も対象となっている。
市エコツーリズム推進室の安藤泰雄室長は「今回の認定を機に、より一段と飯能市の魅力を全国にアピールしていきたい」と話している。
同推進法については、公明党が制定に向けて尽力。先の衆院選マニフェストの中でも、エコツーリズムの積極支援を明記している。一方、同市におけるエコツーリズムの推進については、市議会公明党(佐野春雄幹事長)が04年9月の定例会等で取り上げるなど、積極的に推進してきた。
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