公明党両院議員総会でのあいさつ(要旨)
公明新聞:2010年1月19日
山口代表
現場の声生かし政策実現
“検察と闘って”との首相発言行政トップとして不見識
いよいよ174通常国会の開幕だ。夏の参院選に向け、決戦への足掛かりとなる重要な国会であり、結束し頑張っていきたい。
「3K」(経済、基地、献金)の課題が叫ばれている。中でも「政治とカネ」の問題は焦眉の急だ。年末の鳩山首相の問題も疑惑の解明は不十分、責任の取り方も大いに疑問が残る。
加えて、民主党の小沢幹事長の周辺議員らが強制捜査を受け、逮捕される前代未聞のことが起こった。与党第1党の党首、幹事長が相次いで「政治とカネ」の疑惑に包まれるとは、日本の政治史上まれに見る事態だ。国民の期待に応えるべく、しっかり取り組んでいかなければならない。
疑惑をもたれた議員は説明責任を尽くすべきだ。(16、17の両日に行われた)世論調査でも、小沢幹事長は説明責任を果たしていないという結果が8割、9割に上る。自らその責任を果たすべきだ。
次に問われるのは、民主党の自浄作用だ。16日の党大会で、幹事長続投に異論もないということが与党第1党の姿勢だとすれば、与党としても説明責任が問われる。そして鳩山首相が小沢幹事長に対し、「どうぞ(検察と)闘ってください」と発言した。極めて不見識だ。検察が真実を解明し、法的責任を問うことを督励することが、行政のトップである首相の責任だ。それを差し置いて検察との対決姿勢を示すとは、行政の長としての信頼に足らないことを露呈するものだ。
「3K」のうち景気・経済・雇用は、最優先で議論しなければならない。とりわけ第2次補正予算案は緊急性がある。いたずらに議論を遅滞させる対応はとるべきではない。
さらに基地をめぐる問題だ。沖縄・名護市長選が始まった。外交や安全保障というテーマを、市民の選択に委ねることは妥当ではない。米軍普天間基地の危険が放置され、固定化されることがあってはならない。危険を取り除くという結論に向け議論していきたい。
国会法改正では、法制局長官の答弁禁止という案も議論されている。
全体として政治家同士の充実した議論が行われる制度をめざしていかなければならないと同時に、時々の政権によって憲法解釈が変わる、解釈によって改憲が行われることが起こらない仕組みが担保されているか、ここに目を配って、議論を深めていくべきだ。
夏の参院選に向け、現場で聞いた声、自らの目で見届けた事実に基づいて、議論を尽くしていきたい。夏の参院選勝利へ、堂々と戦おう! 頑張ろう!
井上幹事長
総点検の成果訴え実績に
いよいよ通常国会がスタートする。その後に参院選があり極めて重要な通常国会だ。結束して国民の期待に応える闘いをしていきたい。
連日、賀詞交歓会に出席しているが、どこも例年以上の出席者だ。公明党への期待がこれまで以上に高まっていると痛感している。
今、民主党の支持率が下がってきている。いろいろな不安があるようだ。参加者の方々と意見交換する中で「本当に地域の実情を知り、庶民の生活感覚を分かっている公明党に頑張ってもらいたい」との期待をひしひしと感じる。その期待に応えないといけない。
「大衆とともに」の立党精神に立脚した3000人を超す地方議員と国会議員で、介護総点検や党青年委員会を中心にした雇用総点検、あるいは各方面・県でさまざまな形の総点検運動に取り組んできた。
その成果を地方議会や国会の論戦を通じて訴え、実績を重ねたい。
委員会(質疑)や質問主意書など、あらゆる手段を駆使して、政策に反映していく闘いを積み重ねて、党を再建し、参院選勝利の因をつくっていく。
白浜参院会長
立党精神あふれる論戦展開
一致結束して国会で闘っていく。7月には参院選がある。日本で確かな国づくりが始まるのか、それとも混迷が深まるのかという大事な選挙だ。衆院は与党(の議席数)が圧倒的多数だが、参院は与野党拮抗している。まさしく参院が“主戦場”だ。
私たちは山口代表のもと、「大衆とともに」の立党の原点に立ち返って公明党らしさを発揮して闘おうと新出発した。そのためにも参院選は何としても勝たないといけない。
いろいろと政治献金の疑惑がある。政治は国民のためにあるのであり、政党のためではない。国民生活を守る観点で言えば、私たちの立党精神こそ、本当に今日的な理念だ。この国会、参院公明も全力で闘っていく。
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