電動自転車普及に追い風
公明新聞:2010年1月7日

エコ社会へ、購入補助
3万円上限に 反響大きく追加補正
鹿児島市
試乗を前に、電動アシスト自転車の説明を受ける党市議団(右側の6人)
鹿児島市が、環境対策で昨年(2009年)4月から始めた電動アシスト自転車普及促進事業が大きな反響を呼んでいる。同自転車の購入に対し費用の一部を補助するもので、既に年間予算を使い切り、その後も申請が相次いでいることから、市は昨年の12月補正予算に追加計上した。この事業を積極的に推進する公明党市議団(崎元博典団長)の崎元、中尾政子、小森信隆、長浜昌三、上田裕一、松尾誠の6議員は、このほど「かごしま環境未来館」を訪れ、申請状況などを聞くとともに好評の自転車を試乗した。
同事業は、通勤や買い物での自動車利用から自転車への転換を図ることで、温暖化の原因物質である二酸化炭素の排出を削減し、環境にやさしいエコ社会の実現をめざすのが狙い。
補助対象は、市内の店舗で、2009年4月以降に購入した電動アシスト自転車。市内に在住し、大型・中型・普通のいずれかの自動車免許を所持していることが条件。1人1台3万円を上限に、購入価格の3分の1を補助する。
市環境政策課の中園豊明課長によると、「電動アシスト自転車の購入補助を、環境対策として恒常的にやっているのは、全国でも初めて」という。
市内での同自転車販売台数は、年間約150台。そこで、市は09年度を「200台」と見込み、当初予算に600万円を計上した。ところが、わずか1カ月半で年間予算を使い切り、6月補正予算に追加計上した600万円も8月中旬までになくなった。補助台数は418台に。その後も申請が相次ぎ、11月末現在での仮受け付けが92人もいることから、市は12月補正予算で600万円を計上した。
市議会公明も積極的に推進
同自転車の購入補助については、公明党市議団の小森議員が09年3月議会で取り上げ、普及促進の立場から展示会や試乗会の開催を提案。同年12月議会では、松尾議員が「10年度もぜひ、継続を」と訴えた。
この自転車の試乗は、かごしま環境未来館で09年6月から実施されており、試乗者数は11月末で597人に。中園課長は、崎元団長ら一行に、「市民の反響の大きさに驚いている」とうれしさをにじませていた。
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