首相答弁 現場の実態踏まえよ
公明新聞:2009年10月29日

護衛艦事故、再発防止急げ
記者会見で山口代表
記者会見で見解を述べる山口代表=28日 国会内
公明党の山口那津男代表は28日午後、国会内で記者会見し、同日の衆院本会議で井上義久幹事長が行った代表質問に対する鳩山由紀夫首相の答弁について「補正予算の執行停止による影響についてただしたが、抽象的な答弁しかなかったのは残念だ」と批判した。
なかでも「子育て応援特別手当」の執行停止は、「地方自治体の事務手続きの進行状況を無視し、手当を期待する国民に失望感を与え非難されている」と指摘。「もっと首相は(現場の)実態を認識した上で、丁寧な答弁をしてもらいたい」と述べた。
一方、高額療養費の負担軽減については、首相が前向きな検討を約束したことから「十分評価に値する。医療費負担の現状を調査し、国民の期待に応える結論を出してもらいたい」との考えを示した。
政治資金規正法改正に関する首相答弁に対して、「もう少し積極的で明快な自身の見識を示してもらいたかった」と述べた。
また、今年7月の衆院解散に伴い廃案になった議員立法のうち、公明党が提出した法案について「精査した上で今国会に提出できるものは提出したい」と表明。公務員による裏金づくりを防止する不正経理防止法案に関しては前国会で自民党と共同提案したことを踏まえ「自民党に共同提案を持ちかけ、できれば一緒に(今国会に)出したい」との考えを示した。
海上自衛隊の護衛艦衝突事故については「関門海峡は海上交通の要衝で、事故から引き出される教訓は非常に多い。一日も早く原因を究明し、新たな再発防止策を実施する必要がある」と強調した。
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