薬物問題について考えよう
公明新聞:2009年10月22日

若者の意識啓発イベントを開催
党東京・世田谷総支部青年部
パネルディスカッションでは、活発な意見交換が交わされた
決して人ごとではない
公明議員の提案で乱用防止教室が実現
薬物問題について考えよう――。公明党東京都本部世田谷総支部の青年部は18日、若者の薬物に対する意識啓発イベント「Setagaya Youth Forum」を世田谷区内で開催し、約200人の若者が参加した。メーンのパネルディスカッションでは公明党の栗林のり子都議も加わり、薬物汚染の防止などについて活発な意見が出された。
パネルディスカッションでは、10代から30代の若者が薬物汚染を防ぐために何ができるかなどをテーマに意見交換。
国立保健医療科学院の藤原武男・生涯保健部行動科学室長は、薬物を使用する背景として「薬物使用は閉塞感や幼少期の教育環境、生活環境なども影響を及ぼしている」と指摘し、大人は子どもたちに何をしなければならないのかを考える必要があることを強調した。また、薬物依存症からの回復を支援している民間のリハビリ施設「東京ダルク」のディレクター・幸田実氏は、「“あと1回でやめよう”という気持ちから薬物依存が始まる」と薬物の恐ろしさを自身の体験を通し、参加者に訴えた。
こうした問題点を踏まえ、栗林都議は今年9月の定例会一般質問で提案し実現する運びとなった薬物乱用防止教室の開催について紹介。これは薬物汚染の低年齢化を学校教育の現場で防ぐために、来年度からすべての公立小中高校で実施されるもの。具体的には警察官が補導事例や薬物の見本などを通し、児童・生徒に、薬物の恐ろしさを啓発していく。こうした施策を推進する中で、栗林都議は「薬物で若者の命、未来をなくしてはならない」と述べた。
ミュージシャンの高橋ジョージ氏は「このような若者の意識を啓発するイベントを全国的に行ってほしい」と、薬物に対する理解を広めていくことの重要性を述べた。
最後にあいさつに立った中島義雄総支部長(都議)は、「さまざまな問題意識を公明党にぶつけてもらい、解決していきたい」と参加者に呼び掛けた。
参加した石上真也さん(23)は「薬物問題は決して人ごとではないということを実感した」と感想を語っていた。
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