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民主の疑惑隠し明らかに

公明新聞:2005年5月13日

 東京都社会福祉総合学院の運営等に関し調査している都議会百条委員会は12日、内田茂都議会議長の同日の出頭・証言を受け、浜渦武生副知事が3月29日の同委員会で「予算特別委員会質疑に関して、民主党との間で事前調整はない」と証言したことを「虚偽の陳述」と認定した。民主党以外の全委員が賛成した。今後の対応については後日決める。

 内田議長は、3月14日の都議会予算特別委員会で、民主党の中村明彦議員が質問を行う前、同党の名取憲彦幹事長と3回にわたり、直接やり取りしたことを証言した。3月3日、名取幹事長から「浜渦副知事から、かなりしつこく社会福祉総合学院のことで質問するよう頼まれているので、困っている」と相談されたこと、自身の反対にもかかわらず、民主が質問に踏み切ると知った時の無念の思いなどを披れきし、「(民主質問が)浜渦副知事側の仕掛けによってなされたことは明らか」と主張。百条委員会設置の発端となった、民主・中村質問に対する浜渦副知事発言が、実は民主党を利用した“自作自演”だったことを明らかにした。

 また同議長は、百条委員会での浜渦副知事証言について、「明らかな偽証であると確信している」と述べた。さらに、都民のための議会運営、都政改革に尽力してきた心情を語り、民主党が、副知事に言われるままに質問し、議会の信頼関係を著しく失墜させたことや、百条委員会からの出頭要請を3度も拒否し、疑惑隠しに加担したことへの怒りをにじませた。

 この日の百条委員会では、内田議長の証言に先立ち、民主・富田俊正政調会長が浜渦副知事に質問を強要された経緯を知る都職員の陳述書が、山?ア孝明委員長(自民)によって読み上げられた。内田議長が自身の証言を“補強”するため、同職員に要請し、5月10日付で山?ア委員長、内田議長宛に提出されたもので、富田政調会長が2月25日の知事記者会見後、浜渦副知事に呼ばれ、予算特別委員会で質問するよう要請されたことや、3月9日、中村議員と一緒に浜渦副知事と会い、質問の打ち合わせをしたことなどを克明に記している。

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