公明、3選挙区とも完勝
公明新聞:2004年7月12日

比例区で8議席獲得 全国の支持者の激闘に感謝
当選確実に党の赤いロゴマークをつけ喜び合う神崎代表ら
第20回参議院通常選挙は11日、投・開票された。公明党は埼玉選挙区の西田実仁氏、東京選挙区の沢雄二氏、大阪選挙区の山下栄一氏が当選を確実にし、3選挙区で完全勝利。非拘束名簿式が導入されてから2度目の選挙となった比例区でも、
浜四津敏子さん(党代表代行)ら6氏がトップを切って当選確実を決めるなど順調に得票を伸ばし8議席を獲得した。今回の参院選は、小泉政権による“構造改革”路線への評価に加え、景気回復や年金制度改革、イラク人道復興支援などが争点として注目を集めたが、自民、公明の与党両党で、非改選議席(自公で79議席)と合わせて参院のすべての常任委員会で過半数を占める安定多数に必要な50議席を確保した。一方、野党側は民主党が順調に議席を伸ばしたが、共産、社民両党は退潮。与党の過半数確保で小泉内閣の政権基盤はさらに安定し、日本経済の本格的な景気回復が可能になった。公明党は、今回の参院選を「21世紀の日本の針路を決める『政策審判』の選挙」と位置づけ、連立政権参加4年9カ月での“生活者の目線”に立った数多くの実績をアピールし、「実現力!! 公明党」を訴えた。公明党に対し、猛暑の中、献身的なご支援をいただいた党員・支持者、創価学会員の皆さまに深く感謝を申し上げます。
公明党の神崎武法代表、浜四津敏子代表代行、草川昭三副代表、冬柴鉄三幹事長ら執行部は、投票終了後の午後8時すぎから、東京・新宿区の党本部内に設置された開票センターに集まり、全国各地の開票作業を見守った。
午後8時20分、比例区で一挙に、浜四津代表代行、荒木清寛、風間昶、弘友和夫、浮島智子、谷合正明の6氏の当選確実の報が飛び込み、開票センター内は「おお!」と歓声が起こった。
神崎代表ら党幹部は、午後9時45分すぎ、開票センター正面に掲げられた比例区の候補者名に、公明党の赤いロゴマークをつけ、当選確実を喜び合った。
一方、選挙区では、午後10時30分、3選挙区のトップを切って、埼玉選挙区の新人・西田実仁氏の当選確実の知らせが入った。定数3の「残る1議席」をめぐり、西田氏は、共産、民主男性と大接戦を繰り広げ、逆転勝利。
午後10時40分には、東京選挙区の新人・沢雄二氏が当選確実に。沢氏は先行する民主2、自民、無所属の4人を総力を挙げて猛追、大混戦を制して勝利をもぎ取った。
続く午後10時50分すぎ、「残る2」をめぐり自民、無所属とデッドヒートを演じた大阪選挙区の現職・山下栄一氏が当確を決め、公明党は3選挙区で完勝を果たした。
埼玉選挙区
最後までギリギリの攻防を続けた西田実仁氏の選挙事務所に当選確実の報が入り、それまでの張り詰めた空気を打ち破る「やった。勝ったぞ!」との声と割れるような拍手、歓声が沸き起こった。
最終盤まで、西田氏と他党有力候補が、し烈な攻防戦を展開。党員・支持者の死力を尽くした支援を受け、壮絶な競り合いに打ち勝った。
東京選挙区
「バンザーイ! 悲願の初当選だ」。「当選確実」の報が入ると、東京・新宿区内にある沢雄二氏の選挙事務所に詰め掛けた支持者の間から、大きな歓声と割れんばかりの拍手が響き渡った。沢氏が姿を見せると喜びは最高潮に。最終盤の接戦を制し、逆転勝利した沢氏は「皆さまの執念の奮闘に心から感謝します」と御礼のあいさつを述べた。
大阪選挙区
大接戦を展開した山下栄一氏の選挙事務所(大阪市中央区)では、党員・支持者が息をのむようにじっと開票速報に目を向けていた。「山下当確」の一報が入るや、事務所内は歓喜のるつぼに。爆発的な拍手に迎えられた山下氏は「血のにじむようなご支援のおかげで、常勝関西の1議席を守ることができました」と語り、深々と頭を下げた。
与党過半数で連立維持
政治の安定で景気の本格回復めざす
神崎代表、冬柴幹事長
公明党の神崎代表は11日、東京・新宿区の公明党本部に設けられた開票センターで、民放テレビのインタビューに答え、自民党の苦戦が伝えられていることについて「政権については昨年の衆院選で選択されており、今回の選挙では与党で過半数を取れば、小泉首相の責任は生じないと考えている」と指摘し、「多少(自民党の)議席が減っても、直接打撃になるとは思っていない。連立関係を大事にしながら、言うべきことは言っていきながら、これからも政権運営に携わっていきたい」と述べた。
一方、冬柴鉄三幹事長は党本部内の開票センターでNHKテレビのインタビューなどに答え、今後の自民、公明両党の連立関係について「まったく変わらない。政治が安定しなくてはならない」と前置きした上で、「経済もようやく持ち直しつつあるが、一部地方や中小企業、失業中の家庭には、経済が上向いている恩恵は波及していない。自公政権(の継続)によって、本格的な景気回復をしなくてはいけない大きな使命がある」と述べた。
さらに、自民党が伸び悩んでいることに対し、小泉純一郎首相の進退問題は「政治的には何もない」との考えを示した。
また、井上義久選対委員長は民放テレビのインタビューに対し、「公明党候補者に貴重な1票を投じてくださった皆さま、暑い中、献身的なご支持、ご支援をいただいた皆さまに、心から御礼申し上げます」と述べ、党員・支持者らの支援に対して謝意を表明した。
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