平成30年お世話になりました
激動ともいえる平成30年が終わろうとしています。
振り返ってみると、
緊急財政対策が施行される30年度予算が
提出された議会の最中に市議会議員選挙が行われました。
議員の責任も問われる選挙となりましたが
支持者の皆様に支えられて2期目の当選を果たす事ができました。
本当にありがとうございました。
2期目の仕事は財政再建と決めて
あらゆる提案をしてまいりましたが先が見えず苦しい状態が続きました。
その後12月の市長選挙で
財政再建を訴える桐ケ谷新市長が当選されました。
桐ケ谷市長には今後の市の行方を
希望のあるものにする大変な仕事が待っています。
有効な提案をして財政再建のために協力していきたいと思います。
市の財政再建を考える時に何が大切なのか。
事業の見直しや新たな政策を考えるときは
全ての市民の立場を平等に考えて熟慮する必要があります。
声の大きい意見だけを受けるのではなく
声を出せない市民の声を聞きにいかなくては平等にはなりません。
100年に一度とされる金融危機リーマンショックから
派遣切りなどで生活困窮する人々が増えました。
「貧困」は社会的責任ではなく
自己責任だ。日本に貧困問題はないというのが
平成時代最初の20年間の政府や社会の常識でした。
その中与党となった公明党は、
消費税の軽減税率導入で社会的に弱い立場の人たちに配慮し
税制の根本で分断を作らないようにしました。
また、高校の授業料無償化は私立高校にも拡大など
政治が社会の分断を作らない方向へと動き出す一因となっています。
希望が持てるのが話題になっているのSDGsです。
2015年国連サミットが採択したSDGs(持続可能な開発目標)は
格差を極端に拡大するような経済成長は持続可能ではないとして
誰一人取り残さない社会を作ろうという考え方です。
尊敬する方の言葉に
政治は現実である。
そこには人々の生活がかかっている。
足元を見すえぬ理想論は空想にすぎない。
現実の地道な改善、向上が図られてこそ人々の支持もある。
中略
指導的な立場にある人が「民衆ため」という目的を忘れ
保身に走るならばいかなる組織も硬直化した官僚主義に陥ってゆく。
ゆえにリーダーは常に組織の第一線に立ち民衆の中に生き
共に走り、共に汗を流していくことである。
来年も市民の皆様の中で一緒に活動しながら
現実を見据えた安心につながる市政となるように
貢献できるように更に頑張って参ります。
一年間ありがとうございました。