NHK手話ニュースキャスターがやって来た!
今日は「カナガワ・デフ・ウェイ2018」に参加しました。
ダンスパフォーマンスや、ろう者と手話通訳士の海外体験記の他に
NHK手話ニュース人気キャスター5人が楽しいお話をしてくれました。
那須英彰さん、小野広祐さん、工藤咲子さん、板鼻英二さん、八百谷梨江さん。
明るくて楽しい方ばかりで爆笑しました!
小野さんは昨年の2月2日は忍者の日というニュースを流した時の
にんにんにん!と言うパフォーマンスが視聴者に受けて
SNSでも話題になったそうです~。
ろう者以外にも手話ニュースファンが多いことがわかりました。
私が思う手話の魅力は、表情や体の動きなどで伝えることかな。
神奈川聴覚障害者グループホーム準備委員会からの報告もありました。
現在、藤沢市にある 神奈川県聴覚障害者福祉センター内では
ミニデイサービスが開催されています。
一人暮らし、民間の施設に入所、
そして地元のデイサービスに通う高齢聴覚障害者には、
地域住民、聞こえる利用者やスタッフたちとの
コミュニケーション(手話や筆談など)が
取れないゆえに周りから孤立してしまうなど、色々な問題が生じます。
この問題を少しでも解決するために高齢聴覚障害者に集まって頂き、
思う存分手話で語り合って交流を楽しんで頂き、
そして、日頃の生活や健康管理に
必要な情報の提供をすることを目的としています。
2014年に神奈川県に要望書を提出した中の神奈川県手話言語条例が
議員提出の条例案として成立しました。
手話はろう者にとっての言語であることを明らかにし
大きな一歩となりました。
しかしながら、要望の2つ目の
聴覚障害者対象のグループホームの制度の創設は
県は聴覚障害者だけのグループホームの制度を
県独自で作る考えはないと回答しました。
聴覚障害者は特に設備面での改造とかが無くても施設に入ることはできるが、
入っ たとしても周囲に聴覚障害者や手話のわかる人がいないと
一日中会話もない状態に置かれてしまう。
これで生活していると言えるかどうか。
聞こえないという障害は情報が入らないということです。
今日は当事者自ら意見を述べ、辛い状況を聞きました。
なんとかできないだろうかと思いました。
そういえば私の母も介護度5で身体は思うように動かなくても
デイサービスで人とおしゃべりができるのが楽しみだと言っています。
これから研究して行きます!