身近な公園を自分たちが管理 アダプトプログラム
市内を流れる田越川の草木の伐採のご要望があり
公明党の横須賀選出の県議亀井貴嗣さんにお願いし
県土木事務所が伐採の決定をしてくれました。
県土木は、草木の伐採にあたり
川沿いに住む住民から残しておいてほしい木があるか
調査に協力してほしいとの逆依頼があり
川沿い6~7件のお宅を尋ねました。
4本の木(梅や桃)を残す方向で進んでいます。
なぜそこまで丁寧に調査をするのかとお聞きすると
逗子や葉山に住む住民は緑の環境を大切にする方が多く
以前切ってしまって残念だと言われたことがあるそうです。
そこでこの調査を入れて対応しているのかと感心しました。
逗子では(私も含めて)緑がある自然環境が大好きな人が多く
山はもちろん自宅のお庭や公園などの草花や樹木を大切にしていますね。
二子山や神武寺など市民有志で整備したり、川清掃も盛んです。
アダプト・プログラムという制度があるのをご存知ですか?
アダプト・プログラムとは、
市民と行政が協働で進める、新しい「まち美化プログラム」です。
アダプトとは、英語で ○○を「養子」にする という意味です。
公園や緑地など、公共の場を「養子」にみたて、
市民がボランティアとして里親になり
「養子」である公園や緑地の美化・維持管理を
自主的・主体的に行い、市がこれを支援する、というものです。
また、里親は「養子」である公園や緑地で、
創作活動をすることもできます。
「子どもと遊びに行くいつもの公園、もっときれいにしたいわ」
「地元の自然や緑に、もっと親しめるようなコトを始めてみたいな」
そんな気持ちを、ぜひ実現してみませんか。
市のホームページより
ある自治会は、隣接する緑地の里親となり、
草刈りや傷んでしまった樹木の伐採などをして
整備された空地には、木のベンチやテーブルもあり
憩いの場となりイベント行事にも利用しています。
普段ラジオ体操の場所にしている公園の掃除を
してくださっているズシップの方々もいらっしゃいますが
アダプト・プログラムの事は知らないようでした。
フェンスやベンチのペンキがはがれて塗り替えのご要望がありました。
今回は市の職員が自らペンキ塗りをして対応しました。
今後、予算がない中で公園などの適正な管理を続けるには、
アダプト・プログラム制度を周知・拡大していかなければなりません。
制度の充実のためには、
○里親になる為の手続きの簡素化
現在は里親希望届の提出の後、
市と里親との間で合意書を取交し、
活動員の名簿、年間活動予定表や報告書を提出があります。
これらを一体化し、活動内容などもある程度の自由を認めて
市民が取り組みやすい制度に変えていく必要があります。
○既存里親活動のPR・支援の工夫
市でアダプト・プログラム制度の紹介パネルの展示
アダプトサイン(活動団体を紹介したボード)分かりやすい場所に設置
メンバーとの写真を市のHPに載せてPR
公益財団法人の団体助成、支援制度を利用して活動の奨励、普及を推進する
食品容器環境美化協会はこちら
○市民活動補償制度を存続させる
30年度の緊急財政対策の事業見直しリストに入っているが
今後市民の協力はアダプト・プログラムだけでなく
あらゆる分野でお願いするようになり市民協働は欠かせないでしょう。
安心して市民協働をするために保証制度は存続すべきであると考えます。
これらはしっかりと市に伝えていきます。