今を生きよう みんなOK! 三浦半島市民サミット
いじめ・不登校解決市民サミットが
横須賀のベイサイドポケットにて開催されました。
実行委員会は、横須賀市を中心に活動を続けている
「子ども若者応援団」が主体となりました。
これまでの活動の中で浮き彫りになった諸問題を
解決すべくサミットを計画しました。
文部科学省の調査(2015年度)によると
県内では小・中学生合わせて約9千人が不登校の状態にあり、
1年間で約8千件のいじめがあったとしています。
いじめの加害者を生み出してしまったのも、
不登校が教育の一つの選択肢ではなく、
「良くないこと」という認識をしているのも
全て 「大人側」であることを訴えかけ、
地域や行政、 民間ができることを模索するサミットでした。
第1部は
4市1町の首長等が参加して、意見交換があり、
逗子市からは村松教育長が登壇し
「不登校児に学校に来てほしい一番の理由は
人とのコミュニケーションが必要と考えるからです。
地域で子どもたちが人とコミュニケーションが取れる
居場所があるならば連携していきたい。」と言及されました。
葉山の教育長さんも自身のいじめられた経験を語り
行政も理解が進んでいると感じました。
第2部は
4市1町の民間の活動団体が登壇し
活動内容を報告してくれました。
逗子市からは、
オルタナティブスクール地球代表の児玉さんが登壇され
「母として子どもの身体から発するサインを見逃した経験から
心と身体の声をしっかりと聴くことの必要性を感じている。」
と発表しました。
第3部は
ネプチューンの堀内健さんが子どもたちと一緒に登場!
いじめや不登校の当事者である子どもたちと即興コントを披露し
お得意の自由奔放な笑いを交えながら意見を交わし、
彼らに元気や勇気を与えてくれました。
各団体が行っている活動報告は、12人からもあり
学習支援や子ども食堂、PTA主催の防災フェス、
お母さん向け支援などがあり活動の広がりが感じられました。
また、逗子からも子ども0円食堂、
0円学習支援のパネル展示がありました。
「問題は子どもではなく大人側にあるという認識を広めていきたい」
ホリケンこと堀内さんも一緒に登壇した
子どもたちの澄んだ瞳が素晴らしいと激励。
子どもの心を素直に受け止められる大人になりたいと感じました。