安心の老後のために逗子市のリーダーシップを
今日は、第4回定例会の総務常任委員会がありました。
明日は基地対策特別委員会と総合的病院に関する特別委員会があります。
そして来週の14日には、私の一般質問です。
不登校支援、医療費適正化、高齢者の地域包括ケア、新たなバス路線の提案
を質問したいと思っています。
逗子市は高齢化率が31%を超え県内でも非常に高齢化が進んでいます。
団塊の世代が75歳を超える2025年に向けて、
介護サービスの基盤を整えておかなければなりません。
それと同時に、高齢者の自立した日常生活や介護予防によって
健康寿命を延ばす対策はとても大切です。
できるなら最後まで人のお世話にはなりたくないと思います。
もし、けがや病気になってもまた外出や家事をしたい。
地域包括ケアシステムはそれを支える形です。
介護保険法の理念を勉強してきました。
第一条
加齢に伴って生ずる心身の変化に起因する疾病等により要介護状態、
これらの者が尊厳を保持し、
その有する能力に応じ自立した日常生活を営むことができるよう、
国民の共同連帯の理念に基づき介護保険制度を設け、
その行う保険給付等に関して必要な事項を定め、
国民の保健医療の向上及び福祉の増進を図ることを目的とする。
第二条 (保険給付)
第二項
保険給付は、要介護状態等の軽減又は悪化の防止、医療との連携
に十分配慮して行われなければならない。
第三項
保険給付は、被保険者の心身の状況、置かれている環境等に応じて、
被保険者の選択に基づき、適切な保健医療サービス及び
福祉サービスが、多様な事業者又は施設から、
総合的かつ効率的に提供されるよう配慮して行う。
第四項
保険給付の内容及び水準は、被保険者が要介護状態となった場合
においても、可能な限り、その居宅において、
その有する能力に応じ自立した日常生活を
営むことができるように配慮されなければならない。
第四条 (国民の努力義務)
加齢に伴って生ずる心身の変化を自覚、
要介護状態となった場合においても、
進んでリハビリ・福祉サービスを利用し、
その有する能力の維持向上に努めるものとする。
これらは介護保険制度の充実を図るとともに
市民負担を軽減することも目的になっています。
また、高齢者ばかりに税金を使うという議論がありますが、
元気なお年寄りが増えることは現役世代の負担軽減に繋がります。
逗子市のリーダーシップに期待したいところです。