ドキュメンタリー映画「みんなの学校」
ドキュメンタリー映画「みんなの学校」の上映会がありました。
「絶対に見たほうがいい!」との強いお声がけに誘われて伺いました。
内容は、大阪で実際にある大空小学校の
日常を撮ったドキュメンタリー映画でした。
先生、生徒、他に関わる地域の方や保護者が出演しています。
子どもが騒ぐ姿、先生も反省し泣くところ
何もかもがそのまま写されていました。
大空小学校がめざすのは、「不登校ゼロ」。
ここでは、特別支援教育の対象となる発達障害がある子も、
自分の気持ちをうまくコントロールできない子も、みんな同じ教室で学びます。
ふつうの公立小学校ですが、開校から6年間、児童と教職員だけでなく、
保護者や地域の人もいっしょになって、
誰もが通い続けることができる学校を作りあげてきました。
すぐに教室を飛び出してしまう子も、
つい友達に暴力をふるってしまう子も、みんなで見守ります。
あるとき、「あの子が行くなら大空には行きたくない」と
噂される子が入学しました。
「じゃあ、そんな子はどこへ行くの?
そんな子が安心して来られるのが地域の学校のはず」
と木村泰子校長。
やがて彼は、この学び舎で居場所をみつけ、
春には卒業式を迎えます。
いまでは、他の学校へ通えなくなった子が
次々と大空小学校に転校してくるようになりました。
あまりの感動で目も真っ赤になりながら
参加した方々と振り返りの話し合いがありました。
子どもを大切に育てたいとの意見が一致しました。
どうしたらこの大空小学校のような関わり方を作れるのか。
この映画はたくさんの人に見てもらいたい。
学校の先生方にも!
逗子の他の場所で上映してほしいとお願いしました。