国立スポーツ科学センターの視察報告
東京都北区にある国立スポーツ科学センターに
議員有志で視察に行ってまいりました。
先日はサッカー男子のリオデジャネイロ五輪最終予選、ドーハで準決勝が行われ、
日本はイラクに2―1で競り勝って6大会連続10度目の五輪出場を決めました。
いよいよ夏のオリンピックが近づいてきましたね。
国立スポーツ科学センター(JISS)は2001年4月に設置され、
国際競技力向上のために設置されました。
組織は、スポーツ科学研究部、メディカルセンター、運営部の3部体制で
JISS内には研究施設とトレーニング施設で構成されています。
●競泳 ● シンクロナイズド スイミング ●フェンシング ●新体操 ●トランポリン
隣接してナショナルトレーニングセンターが設置され、
●ボクシング ●ウエイトリフティング ●レスリング ●柔道 ●卓球
●ハンドボール ●バスケットボール ●体操 ●バレーボール ●バドミントン
各競技、国際基準に合わせた練習場があります。
今日は、科学研究部門や練習場を見学させていただきました。
トランポリンと新体操の練習場では、
新体操の選手がコーチとともにトレーニング中でした。
リボンを回す体験をさせていただきましたが、
何秒か回しただけで身体が熱くなりました。
コーチのお話では、
彼女たちは柔軟性だけではなく、体幹を鍛えているそうです。
トランポリンでは、体験をさせていただきました。
ジャンプしても着地が難しく、真っ直ぐに飛ぶことさえできませんでした。
選手は6~7m飛ぶと言います。
また、フェンシング練習場では男子フルーレで銀メダルをとった
太田雄貴選手の練習風景も見せていただきました!
厳しい練習の合間には食事が楽しみであり
身体作りにも大切なことです。
7階にあるレストランでは競技者にあった食事ができるように
タブレットで食事のカロリー計算ができるようになっていました。
また、宿泊室は低酸素対応室もあり、希望者は
富士山の8合目ぐらいの酸素濃度で生活します。
世界を目指す精神力に驚きました!
午後からは場所を変え
横浜の神奈川県庁でオリンピック・パラリンピック担当所管から
セーリング競技の江ノ島開催に向けた検討状況について
説明を受けました。
逗子市では小坪における高層ホテル建設構想が問題になっています。
今日はその件について、県としての考えを質問しました。
多数の陳情書を受けて市議会として神奈川県に
「セーリング競技開催に関する情報の速やかな提供を求める意見書」
の提出したことを、県としても了解しており
市民の了解があることは重要であるとの見解も伺いました。
2020年の東京オリンピックは
観光戦略・魅力発信・スポーツ振興としてもチャンスとなります。
逗子の魅力を大切にしながら
世界のトップアスリートの戦いに触れる機会を楽しみにしたいと思います。