国民健康保険運営協議会を傍聴しました
8月13日 平成27年度
第1回逗子市国民健康保険運営協議会が
開催され傍聴してきました。
被保険者代表2名、保険医、公益代表、被用者保険等代表
からなる委員7名で構成されています。
市民参加条例に基づいて、
この協議会に市民が参加し情報を共有し、意見を述べることができます。
国民健康保険は財政が年々厳しくなり、
運営は困難な状況が続いています。
参加市民からも工夫してほしいと要望がありました。
その中に私が前回の定例会で一般質問した内容と
同じ意見がありました。
データヘルス計画を行っている自治体が増えているが
逗子市はどうなのかという質問でした。
データヘルス計画とは
近年、健診やレセプトなどの健康医療情報は電子化されるようになり
電子的に保有された情報を分析することが可能になってきました。
データヘルスとは医療保険者がこうした分析を行った上で行う
加入者の健康状態に即したより効率的・効果的な保険事業のことです。
例えば、
生活習慣病の発症・重症化予防を中心とした
被保険者個人への保健指導があります。
長期化してしまい、治療に困難を感じる生活習慣病は
身体的な説明や継続的なアドバイス
前向きに取り組めるようなセミナーや教室
特定健診の受診を勧めるなど。
行政の少しの配慮が市民の健康推進に
大きな成果をもたらします。
逗子市は市民の健康に対する意識が高く
毎朝のラジオ体操や体操教室、各種スポーツなどさかんです。
しかし持病をある方や苦手意識のある方も
巻き込んで更に大勢の市民が
健康寿命を伸ばしてほしいと思います。
今回、市の担当からはすぐにはデータヘルス計画には
取り組めないとの回答でしたが、
試験的でもいいから少しでも早く取り組む必要性を
訴えていきます。
市民も元気 保険料も節約できる
そんなWin-Winな事業の実施に向けて
頑張ります!