第38回 よこすかみこしパレードが、今年も盛大に開催されました。去年は大雨で大荒れの中での開催でしたが、今年は打って変って絶好のパレード日和。
午前10時30分。開会の花火の号砲とともに、横須賀中央大通りを閉鎖してパレード開始。今年も市内66の町内会、自治会、みこし保存会が参加。中でも米海軍横須賀基地や海上自衛隊横須賀地方総監部のみこしなど、横須賀ならでわのみこしの競演で、沿道を埋め尽くした観衆を大いに魅了してくれました。
パレードの圧巻は、福島県北部に伝わる伝統文化である「相馬野馬追」の騎馬武者が初出陣。
その後、パレードは米海軍横須賀基地内に舞台を移し式典を開催。相馬野馬追の棟梁を務める吉田栄光氏(福島県議会議員)も挨拶に立ち、「東日本大震災の放射能被害により、未だに故郷に戻れない状況の中、横須賀市を始め、横須賀基地所属の海上自衛隊や米海軍横須賀基地の皆さんが、救済の手を差し伸べてくれたことに感謝するとともに、その恩返しのつもりで今日は馳せ参じた」との言葉に参加者から万雷の拍手。
日米の文化交流と国境を越えた絆の大切さ改めて痛感した1日でした。