I昨日の本会議では、今回の定例会に上程された補正予算議案「IR(統合型リゾート)推進事業」が、賛成多数で議決されました。この補正予算により、今後、統合型リゾートに関する調査・検討が進み、横浜市や横浜市民のためになるかどうかを判断する詳細な材料などが提供されることになります。人口減少、超高齢社会をむかえ、税収の減少や社会保障費の増大などにより、自治体行政を取り巻く環境は厳しさを増しています。そのような社会経済情勢を踏まえると、持続可能な市民サービスの提供のために、多様な財源を確保していくことは、現実的に横浜市民を守ることにつながります。一部では、既にIR導入が決まったかのような取り上げられ方をされていますが、治安対策やギャンブル等依存症などの市民の不安解消に取組み、市内観光・地域経済の振興、増収の使途などについて慎重に検討するとともに、市会での責任ある議論を通し、市民、関係団体への理解が深まるようなプロセスを経なければ、横浜におけるIRは実現し得ないと考えます。引き続き、持続可能な市政を進めるための責任を果たして参りたいと思います。

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公明党鶴見支部 尾崎太
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