Archive for 2013年 2月

今日も本会議が開催され、昨日の予算代表質疑に続き、予算関連質疑が行われました。各会派からの質問も、よく考えられているものもあれば、 パフォーマンスと思われても仕方ないような内容もあり、議会の”資質”が問われていると思いました。議会だから、何を言っても良いという考え方には危惧をしています。しかしながら、今日の市長の熱い思いは、多くの方にも伝わったのではないでしょうか。改めてリーダーは、自分の言葉で、明確なメッセージを発信することが、とても大事であると感じました。

横浜市の水道は明治20年からの歴史を持っていますが、その中でも明治34年に整備された川井浄水場は、横浜市にある最も古い浄水場となっています。現在、新たな浄水場施設を平成26年の稼働に向けて、PFI方式で整備中です。山梨県の道志村ならびに相模湖から運ばれてくる水から”飲み水をつくる工場”として、長い間市民生活を支えている大事な施設です。施設内には小水力発電設備も備えられており、環境にも配慮された工夫が光っていました。この浄水場も含め、改めて幾多の先人が創り、残された水道というシステムに感動するとともに、未来にも伝え残していかねばならないものであると感じました。

今日は、横浜の水道水の源の一つとなっている、山梨県にある道志村を訪問させて頂きました。市民の水を守る「緑のダム」として、水を「貯え」「浄化」「洪水を防ぐ」水源かん養林の整備を、横浜スタジアムの約1000個分という広大なエリアにもかかわらず、計画的に行っています。この植林という作業も、大正5年ごろから行われているとのことでしたが、横浜の水を守るために、先人の方々がはじめられた遠大な事業に、心から感動致しました。現代では、蛇口をひねれば、水が出ることは常識となっていますが、子どもたちにとっても「水に歴史あり」ということを学ぶことは、とても大切なことであると感じました。

今日は所属している、建築・都市整備・道路委員会の常任委員会が開催されました。道路局の報告事項の中に「通学路における緊急合同点検について」という内容がありました。これまで全市で行われてきたスクールゾーン協議会などから、横浜市道路局での対応が必要な所は1235箇所あり、平成24年度までに1003箇所の対策が終わることになります。平成25年度には65箇所、26年以降に54箇所、時期が未定なものが113箇所となっています。今国会では「防災・安全交付金」が予算に盛り込まれており、何としてもこの予算を活用(獲得)して、子供たちの安全確保のために、少しでも前倒しでの対策が進むように、引き続き、声を上げて参りたいと思います。

昨年度から設置が進められている「津波警報システム」ですが、鶴見区内において3月12日に試験放送を行うとのことが発表されました。3.11以降、津波被害がクローズアップされ、沿岸部に面する鶴見区としても重要な課題となっています。鶴見区では生麦貝ノ浜緑地公園をはじめ、13か所に設置されます。今回の目的は、音が予定エリア(300m~1000m)で確認ができるかということがメインになります。今できることを、着実に進めていくことが、防災・減災にとって大切なことです。

今日は、横浜市小学校マーチングバンド発表会に、地元獅子ヶ谷小学校と馬場小学校が参加するということで、お邪魔を致しました。横浜市はマーチングバンド活動が大変に活発で、特に鶴見区の潮田中学校や平安小学校などは、全国トップレベルのバンドとして注目されています。私自身も学生時代にマーチングバンドに所属しておりましたが、今の小学生のレベルの高さに感心しています。特別演奏のヨコハマロビンズとザ・ヨコハマスカウツのドリルにも圧倒されました。このような音楽文化を通して、横浜の子供たちが健全に育っていってほしいと願うものです。バンドを指導いただいている先生をはじめ、関係者の皆様に心より感謝申し上げたいと思います。

第1回定例会では、一般の議案審査をはじめ、予算代表質問や予算関連質問、さらには予算特別委員会など、各局との様々なやり取りが行われます。議案で審議される事業や内容には、市民の税金が投入されていることから、公正性や公平性、さらにはその正当性も求められていると思います。市民の代表として、その大事な判断をしていかねばなりませんが、歴史観を持たず、単なるポピュリズムに頼るような形で、市民の方々を扇動し、不安にさせるようなやり方には違和感を覚えます。しっかりとした議論を尽くし、意見が相違する場合でも、粘り強く合意形成を図りながら、一つ一つの結論というもの導いて行きたいと思います。

今日は平成25年第1回定例会の本会議(第2日)が開催されました。メインはさる2月3日の補欠選挙で新たに市会議員となった方の紹介から始まり、所属委員会の変更等々、横浜市会の新たな陣容が決まりました。公明党も第2党という、大変に重要な立ち位置となり、これからの市会運営においてもこれまで以上に責任が重くなると思います。残念ながら任期途中でお亡くなりになった方、諸般の事情で議員辞職した方など、すでにこの2年間だけでも3つの議席が入れ替わりました。今後も政党の分裂も含め、様々な変化があるのではないかと思いますが、支持を頂いた有権者の真心を踏みにじるような行為は、人として慎むべきだと考えます。

2月1日から、平成25年度の横浜市予算に関する各局からの説明会が行われています。予算規模とその効果について、各議員からも様々な質問が出ています。その中で感じたことは、被災地支援に関するものが、ほとんど見えないということです。先般、福島市の復興庁(現在は福島復興再生総局としてスタート)を訪れた際にも、行政職員の不足という課題が示され、今国会での山口代表の代表質問でもこの問題に触れています。被災から2年になろうとしている今だからこそ、370万市民を抱える最大の基礎自治体として、被災地の支援について、継続的に出来ることを、真剣に考える必要があると思います。

今日から平成25年第1回定例会が開会致しました。今回は横浜市の平成25年度の予算を決める、大事な予算議会であり、早速今日から予算研究会もスタートし、各局からの事業内容のヒアリングが行われています。防災対策や子育て、健康など、市民の皆様にとって大事な内容が続きます。インフルエンザも大流行していますが、健康に留意して、この大事な定例会を乗り切って参りたいと思います。

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公明党鶴見支部 尾崎太
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