本日午後2時から、安来市加納美術館で理事長、名誉館長から加納莞蕾の活動資料「ユネスコ 世界の記憶」(地域登録)について説明を受けました。
加納莞蕾は、フィリピンの日本人戦犯の助命嘆願を続けた安来市出身の画家です。当時のキリノフィリピン大統領は、奥さんと子供を日本人に殺されていながらも、「赦しがたきを赦す」との思いから、105名の日本人戦犯を釈放します。なかなかできることではありません。キリノ大統領の心を動かしたのは、莞蕾の世界平和を求める強い心でした。
今日改めて莞蕾の思いに触れ、更に多くの人に莞蕾の活動を知っていただきたいと思いました。
ユネスコに登録されることを願うものです。