バックナンバー 2013年 5月


5月27日(月)吉田市長に対し「風疹ワクチン接種の助成について」申し入れをおこないました。

昨年全国で2,353例の風疹患者の報告があり、過去5年間(平成20年~平成24年)では最も多い報告数となりました。今年は3月末時点で、既に昨年の報告数を上回り、全数報告疾患となった平成20年以降、最も早いペースで報告数が増えているそうです。

葛城保健センター管内でも昨年は4件、本年度は14件(4/末時点)そして奈良県全体で昨年18件、4/末時点37件(5/23現在50件以上)の報告が上がっているそうです。昭和54年4月2日~平成7年4月1日生まれの男女は接種率が低く、昭和54年4月1日以前生まれの男性は子供の頃に定期接種のチャンスがありませんでした。奈良県内では大阪通勤者が多い地域に広がっている傾向が見られます。

また本年は免疫を持たない妊婦が風疹に感染することによる先天性風しん症候群(赤ちゃんに難聴や心疾患、白内障や緑内障などの障害)につながるなど重大な影響が危惧されるところです。

患者の発生は今後も増加傾向であると憂慮されるところから、本市として緊急な対策を講じるよう下記内容を要望いたします。ご検討の程、何卒宜しくお願い申し上げます。

<記>

①   風疹ワクチン接種の助成

ワクチン接種を促進することにより、流行の拡大を阻止。

接種費用(約1万円前後)が高額なための助成。

②   風疹に罹らないための啓発活動

ホームページや広報誌掲載など。

Twitter
サイト管理者