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h30.03t◯ 14番 其原義信議員 おはようございます。公明党の其原義信でございます。

 会派を代表しまして、本定例会に提案をされました全ての議案に賛成をする立場で討論に参加させていただきます。

 本会議、各常任委員会、分科会においては、平成29年度補正予算をあわせ、平成30年度の各会計予算を中心にさまざまな角度からの議論が交わされ、慎重審議を重ねたところでございます。

 渡辺市長が4選されて初の当初予算、第二次山口市総合計画のスタートダッシュ元年の当初予算、「オール山口の発展 元年」を大きなテーマにされ、会派といたしましても平成30年度の山口市の取り組みに大きな期待を寄せているところであります。

 そこで、本会議、委員会、分科会を通じて議論になったところから、数点の指摘なり要望などさせていただきます。新年度の当初予算を審議する大事な議会の最終討論でありますので、委員会、分科会審査や分科会における自由討議、予算決算委員会の討論も含め、徹底して発言したいと考えております。

 まず、議案第1号平成30年度山口市一般会計予算について申し上げます。

 教育費についてですが、先進の教育環境づくりとして小・中学校の全教室へのエアコン整備に3,400万円が計上されております。子供が多くの時間を過ごす学校の環境について私どもも改善を求めておりましたことから、大いに評価したいと考えております。

 平成30年度はアドバイザリー契約を締結、PFI事業者を選定するということであり、一日も早い実施を望むものであります。

 エアコンの設置を議会質問で求めながらも、実際の手法となると金額の根拠やPFI方式の採用も不明瞭などと、ちゃぶ台返しのような話も一部出ておりますが、批判をするのは実に簡単であります。

 それでは一体どんな手法がよいのか、その点を明確に示すべき、いわば対案を出すべきであると考えます。対案も出さずに批判をするのは、私は無責任としか思えないわけであります。設置を要望し、事業を急がせて、決定をする段階になって、まるであまのじゃくのような対応は、議会人としていかがかと感じるものであります。

 予算が議決をしたらば事業は進んでいくものと思われますが、そういった反対の態度を示されるのであればエアコンを設置させたなどと実績取りの発言はお控えいただきたいなと思うものであります。

 また、小学校施設増改築事業、小学校プール改修事業、小学校・中学校の予防保全型の施設長寿命化事業、耐震化100%に続き、小学校・中学校の施設安心安全推進事業、トイレの洋式化など待ったなしの状況であります。計画的かつスピーディーに実施を進めていただきたいと思います。

 加えて、いじめ、不登校への早期対応の継続、さらには教員の働き方改革への取り組みとソフト、ハードにわたって総合的な取り組みが必要であります。文字どおり、先進の教育環境づくりとなる取り組みを期待するものであります。

 次に、個人番号カード、いわゆるマイナンバーカードに係る事業費や事務費について、特にマイナンバー制度導入事業費について、情報漏えいの危険がある、セキュリティー等の不安が拭えない、コンビニエンスストアでの納付も低調であるとか、マイナンバーも広く市民に活用されるとは思えないなど、さらには個人番号制度自体が国の押しつけであるから納得いかないとの反対をする意見も聞かれたところであります。

 ネガティブなことばかりを述べましても話は進まないわけでありまして、セキュリティーの強化は当然のことながら、市民の利便性の向上とともに市民が利用する行政手続の簡素化、多目的利用の促進によるさらなる利便性向上、社会保障と税における不公平や格差の是正等、重要な制度でもあると考えております。

 国策だから気に入らないとのだだこねの議論ではなく、いかに市民にとって有益となるかを議論をするのが議会であると考えます。反対するならどんな方法がよいのか、また国の意向に反して山口市でとることができる行動の具体案を私は示すべきであると考えます。

 次に、結婚から妊娠、出産、子育てへの切れ目のない支援について、不妊治療に加え、不育症治療費への支援や、認可保育施設や放課後児童クラブの定員拡大などの待機児童対策、こども医療費の自己負担分の無料化など、求めておりましたことがしっかりと反映されており、評価させていただくとともに、新年度の成果への期待、さらには少子化、人口減少への歯どめ、子育て世代へのさらなる支援拡充を要望したいと思います。

 これにつきましても、私どもは具体的な議論や提案を行い、予算化への道筋をつけることができたと考えております。

 その上で予算を議決するからこそ、両輪における具体的な政策の実現ができたと言えるものでありまして、予算に対して反対している場合には、こども医療費の対象拡大をさせたとか、まだまだ足りないなどといったような発言は、私はできないものと思っております。

 次に、創生推進課の歳入予算において、財産貸し付け収入として新規に旧嘉年中学校跡地に太陽光発電所を設け、59万8,000円の歳入を見込んでおられます。

 本会議でも、財政運営健全化計画について質問をさせていただいたところでありますが、今後、厳しい財政状況に突入する中で、市民サービスを低下させることなく、歳入確保、歳出削減をしていかねばならない中での市の新たな歳入確保の道を開く先駆けとなる予算計上であり、大いに評価と注目いたしているところでもあります。

 以上が、議案第1号に関係するものでございました。

 次に、議案第2号平成30年度山口市国民健康保険特別会計予算についてであります。

 基礎賦課限度額の引き上げが盛り込まれており、反対だとの意見がありますが、平成30年度においては、高齢化の進展等による医療給付費等の増加が見込まれる中で保険料負担の公平を図る観点から引き上げることになったのであり、加えて平成30年4月からは県と市がともに保険者となり、県が国保の財政運営の中心的な役割を担うこととなり、国保の財政を安定させ、事業を効率よく進められていくことを期待すべきであり、我々の役目は国保制度の安定と持続、保険料負担の軽減、医療費上昇抑制であると考えます。

 次に、議案第3号平成30年度山口市後期高齢者医療特別会計予算についてであります。

 国による年齢の区別、差別、構造的な問題があるから反対との意見が聞こえてまいりますが、それでは、昭和40年代終わりごろの老人医療費の無料化に始まり、国保運営、国保財政が難しくなって患者負担、老健制度、公費負担、医療保険制度改革、健康保険法改正等の経緯を無視されるのでありましょうか。

 老人医療費無料化もいわば年齢による区別でありました。国保の運営が厳しくなり、高齢者の医療も賄えなければ現役世代の医療も支えられなくなるから、国保財政健全化のために国保と高齢者医療を分離して双方を生かすという発展的分離をしたものであり、それが年齢による区別、差別、構造的な問題であるとおっしゃるのであれば、それこそ山口市として高齢者の医療を支える最善の策であると主張するものを対案として示すべきであると考えるわけであります。

 次に、議案第4号平成30年度山口市介護保険特別会計予算についてであります。

 保険料を支払ってもサービスが受けられないとか、特に保険料が上昇しているとか、給付費に不執行が多いとか、構造的な問題があるから賛成できないとか、時によっていろいろな形の中での反対の弁を聞いてまいりました。

 介護保険においては保険料の設定や上昇についても多くの議論を呼ぶところでありますが、3カ年計画の介護保険事業計画では被保険者数の伸びによる需要増のほか、国の介護離職ゼロや介護老人福祉施設の自宅待機者ゼロ、医療療養型病床の転換への対応のために在宅生活の継続に有効なサービスや施設サービスを集中して積極的に整備することとされており、これに伴う介護給付費の増加に対しては、本来なら介護保険料の上昇となるところを、12月定例会の質問に対する答弁でもありましたが、仮算定では介護給付費準備基金の活用によって介護保険料を現在の同額まで引き下げたケースで示しているとの答弁もあり、本市においても可能な限りの努力をしていると認識しているところであります。

 主義主張はどのようにされようともこれは自由ではありますが、国の制度だから、構造的に問題があるから、よって反対するという姿勢は、本当に市民益のための議論となっているのかどうか、私は甚だ疑問に思うところもあるわけであります。

 以上、わずかではありますが、るる申し上げたところであります。

 終わりに当たり、本年は明治維新150年の年、日本においても、また本市においても大きな節目の年であります。

 冒頭にも申し上げましたが、新年度の予算は第二次山口市総合計画のスタートダッシュであり、オール山口で発展する元年の年であります。山口市の新年度以降の明るい兆し、希望あふれる未来を切り開く重要な年であると認識しており、市民サービスの向上、適切な予算の執行、市民の皆さんの笑顔で満ちあふれる市政運営となりますことを期待申し上げ、討論とさせていただきます。

 以上で終わります。

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